【呪術廻戦】続・双子に迫られてます。【虎杖悠仁】【両面宿儺】

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宿儺を映画に誘った後に、私は悠仁たちとコンビニで買ったアイスパーティーをして楽しんだ



そして、今は自室で床に服を並べて睨めっこ状態であった



『いままで、そんなに服装とか気にしなかったけど……なんか、なんか悩む』



むむむと眉間に皺を寄せながら、服を自分に宛がっては、鏡に映して『これじゃない』とため息をつく



野薔薇ちゃんに頼るのも、なんだか駄目な気がして一人で悶々としていると携帯からピコンと電子音が鳴る



なんだと思い見てみると、宿儺からのメッセージで少しドキリとした




宿儺明日、駅前9時集合


A了解!


宿儺寝坊するなよ


Aしないってば、宿儺だってしないでよね


宿儺誰がするか阿保



相変わらず口が悪い。頬を膨らませ、悪態ばかりついてくる宿儺に少し嫌気を起こしたが



宿儺夜更かししないで早く寝ろ、隈ができるぞ



こういう、ちょっとした優しさが滲み出るところが、なんというか……嫌いになりきれない理由だ



頬が思わず緩むのを感じていると、またも宿儺からメッセージがきた



宿儺そんなんだからお前はいつまで経ってもチビなんだ



前言撤回。一言多いせいで、どちらかと言えば嫌いだ。これさえなければ……いやいや、何を考えてるんだ私



両手で頬をパチンと叩き、意識を覚醒させる。そういうことは、明日でハッキリさせるんだ



床に散らばった服をクローゼットにかけ、そこから十分。吟味して明日着る服を選ぶと、私はさっさと床に就いた



夜更かしは美容に悪いからね、うん





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