【呪術廻戦】続・双子に迫られてます。【虎杖悠仁】【両面宿儺】

虎杖悠仁ルート:エンド ページ29

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＿＿悠仁は言った



悪い所も全部引っくるめて、どうしようもなく私が好きだと



「……はっきり口にしたの、初めてだからすっげー照れるな」



少し気まずそうに頬をかきながら笑い、流れるように「返事は遅くていいから」と平然と言う



……そんな態度に、むかついた



キッと悠仁を鋭く睨み付けた私は、乱暴に悠仁の頬へと両手を伸ばし、小さく地面を蹴って勢いよく、威勢よく…


一瞬、空中に浮いた私の体。そのお陰で身長差がなくなると、私の唇が悠仁の唇へと重なった



「＿＿へっ？」



顔を今までで一番真っ赤にする悠仁に、私の今までのを味合わせたようで気分が良い



空中浮遊は一瞬で、唇同士が離れても私は頬に添えた両手を離さず口を開く



『返事、今すぐするから。ていうか、今した。

……太陽みたいに明るくて、馬鹿みたいにお人好しで、偶にすっごい恥ずかしい事を無意識でやるような馬鹿だけど…』



一呼吸置く。悠仁の「馬鹿って2回言った…？」という呟きに少し吹き出しながらも、言葉を続ける



『私は悠仁の笑顔に救われた。心が軽くなった。好きだって、自覚できた。悔しいほどにさ…』



小声で、少し照れ隠しも含めて、私は眉を八の字にさせて微笑んだ

『＿＿大っ好きだよ、ばーか』





そう、言い終わった瞬間にまたも抱きしめられる。今度は嬉し涙を流しながらも、心底嬉しそうに、まるで向日葵のような笑顔の悠仁に額と額をくっつけられる



「っ、ありがとう、返事…ちょう嬉しい。A、俺










＿＿一生幸せにするから。約束する」










お互いにはにかみながら、そして今度はお互いに示し合わせたように唇が重なった















俺と双子の弟は、スペックが月とスッポンぐらい違う


運動なら負けないけど、アイツは頭が良いし何故か俺よりモテるし、何より男として意識されやすいんだろうと思ってた。コイツには勝てないかもしれないとも、


いつから恋していたのか分からない。あやふやな恋が実るとは、天にも昇るってこの事かな？


嬉しすぎて、暫くは何も身に入らないかもしれない。やばい、ちょー嬉しい


なんだっけ、虎渓三笑だっけ。愛おしすぎて、他の事全部忘れるぐらい熱中してしまう


長い長い恋が実ったんだ。そんぐらい浮かれても、いいよな？




虎杖悠仁ルート:エンド「"虎渓三笑"」





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