今宵、最強の私が皆様救済致します【鬼滅の刃】

和解（仮） ページ38

『なのにあなた達は情けない姿…後輩たちに見せていいの？』




柱はみんな俯く




杏「竈門少年、竈門妹、我妻少年、
猪頭少年！すまなかった！もう二度としないことを誓おう！」




煉獄を筆頭に4人に謝罪を告げる柱




炭治郎と善逸はいきなりの謝罪にオドオドしているが
伊之助は豪快に笑っている。禰豆子ちゃんは、
大泣きしてる恋の人の頭をなでなでしている




『……さて、もうお帰りください』




なんか…皆
納得のいかないような顔をしている




『…光の呼吸 陸の術 星矢日滅
光よ皆の羽となれ』




その場から柱と炭治郎達が消えた




『……私も少し休ませてもらおう』




ーーーーーーーーーーーーーーーーー




『はっ！！』




ふと目が覚めた。




横を見るが、隣にいるはずの蒼がそこには居なかった




『蒼！？』




奥の扉が開いたと思ったら、
出てきたのは蒼と、肩に乗る繋と絆
だった




蒼「A…」




蒼は勢いよく私を抱きしめる




蒼「1人だけ残して…ごめん。
A、あの時の約束、守ってくれてありがとう。」




『…戻って…来てくれてありがとう』




蒼「今度こそ、一緒に戦おう…」




『うん…』




蒼の優しい笑みを最後に、
安心感に包まれ、また眠りにおちた




ーーーーーーーーーーーーーーーー




蒼は人間に戻ってから、体調もすっかり回復し、
影の呼吸から、元使っていた日の呼吸を使うようになった




蒼から呼吸を教わる炭治郎、
繋と絆にしごかれている伊之助と善逸
日陰でぬくぬくしている禰豆子ちゃん
それを見ている私……




…鬼がいなくなったらこの日常もなくなってしまうのかな




いやいや、ダメだそんなこと考えたら




『……さて、私は甘味処にでも行きますか』




鍛錬しろって…？？耀哉様から
鍛錬禁止令でてるんだよ…




お腹の傷が治るまで、光の呼吸
使ってはいけないからね…？って
ニコニコしながら言われたんだもん




『皆〜、ちょっと出掛けてくる』




蒼「分かった」




絆「ｵﾚﾓｲｸ」




『えええ、大丈夫だよ、
そのまま善逸の手伝いしてあげな』




蒼「…何かあったら心配だから、
連れてって」




『…分かった』




炭「気をつけて！」




『はーい』




〜甘味処にて〜
『おねーさん、黒豆100個』




店員「…承知しました」




出てきた黒豆を口に含む




『おいしぃ…』




無我夢中でがっついていると
目の前の黒豆が少し消えた

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