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過去のお話 ページ13

『戦いの騒ぎを聞き付けて
来たんだろうね。
血溜まりを見て蒼と私を両親が殺したって勝手に思い込んで、
村の人たちを呼んで適当な理由をつけて……両親を殺めた。
村の人達も、見た訳ではないのに勝手に信じて。


私の家は裕福だったから、財産目的に
両親を殺めたっていう話も後から本人から聞いた。親友も財産目当てに私に近づいたってことも。


両親の首が人間の手で飛ぶ瞬間も、
蒼が鬼にされた最悪の瞬間も、
私は……見たの。』


『その後、私も親友に殺められそうになった。私が消えたら私の家の財産はその場にいる人達のものだから。


親友家族は私と蒼を両親が殺めたのを見た、と言っていた。でも私は
帰ってきた。親友家族が言った事が嘘だと分かっても、
私を殺めたら莫大な財産が手に入るから村人は私を殺めようとした』


『その時の私は無心だったのかな。
気づいたら全員気絶してた。
バラバラになった両親を森の中に埋葬して、家の財産も一緒に両親のお墓に入れたの。』


『蒼の事も両親の事も耀哉様に伝えに言った。耀哉様は私の居場所をいつも作ってくれた。私を心から信じてくれた。私は今まで家族が生き甲斐だったけれど、今度は耀哉様の為に、蒼との約束為に生きようと思った』


『鬼も人間も、残酷で愚かなのよ。
結局は自分の欲のために動く。
鬼は鬼舞辻無惨に殺されない為に、
鬼殺隊員は自分達の世の中を作る為にね。』




『って……ちょっと重すぎたかしらね』




禰「むーむ!むぅ……(泣)」ギュー




『話してくれてありがとう、
気にしないで私がいるよ……
で合ってるよね?』




私がそう言うと禰豆子ちゃんは
驚いた顔をしながら首を上下にふった




『……ハグなんて久しぶりにしたなぁ、ガラでもないけど……っ、
涙がっ、出てきた。
も少し……ギューさせてね……っ』




禰「む〜」ギュー




そして何故か後ろから抱きしめられる感覚がした。




『……起きてたんだね、三人とも』




炭「っすみせんっ、おはなしっ、
ぜんぶきいてしまいましたあっ、」

善「俺っ、何も知らない癖にっ、お面のことで口出してっすみませんでしたぁぁぁっ、」

伊「俺はお前を裏切ったりしねぇ!
絶対だ!その村人と親友俺が
ぶっ飛ばす!!」




『……最初から聞いてたのね』




炭「すみませんっ」




『……私、君たちのことは信じてもいい気がする。どんな私でも受け止めてくれる?』

私の正体は→←この3人なら



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作品ジャンル:アニメ
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廣岡唯 - あいつは鬼になるの (10月14日 12時) (レス) @page25 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - きめつ学園編誓いァァァ (10月14日 12時) (レス) @page44 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - キメツ学園編期待していいですか? (7月8日 12時) (レス) @page45 id: 5462ca3594 (このIDを非表示/違反報告)
佐美 - 無茶苦茶泣きました。面白かったです。 (2023年2月12日 20時) (レス) @page44 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは!凄くおもしろかったです!そして、派手に泣きました。゚(゚´Д`゚)゚。(←宇髄かよ)人はその人だけの過去があるものですね……。完結お疲れ様です!ありがとうございました☆彡 (2022年10月23日 15時) (レス) @page45 id: 72022c3b56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なむる | 作成日時:2022年1月13日 18時

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