梵天が悪女の罠にまんまとハマったので復讐します

卑怯だってぇぇぇ↑↑ ページ22

鶴蝶「Aのせいで首領の調子が良くないんだけど、どう責任とるつもり？」




『あの人は関係ない。
私のやり方に口出すな』ｶﾞﾝｯ




よし、これでOK。
てかなんでマイキーは私と戦わないんだろ。私から行くのは嫌よ！？
めんどくさい事になるから




『さーてとっ、目ェ覚まさない内に
帰るか』




ｶﾞｼｯ




『……ん？っいったぁぁぁぁぁ！？』




竜胆「っは、バーーーーカ……」




犬かよ、足首に噛みつきやがって……




私は竜のみぞおちに足を下ろした。




『って地味に痛いんだが……足……』




歯型がくっきり付いている……




は！私が居なくて千冬くんが泣いて
そうだから早く帰らなくちゃ！




『てかほんとにどんな歯の形してんだよズボンの裾きれて痕見え見え……』




ってここどこだ……？




そうだ！携帯で迎えに来てもら……




……って私携帯変えたばっかじゃん最悪




私がこうなることを予想して
梵天は組んだのかな……←当たり




無駄に頭回りやがって……




と、とりあえず走りゃ、着く！！




〜3時間後〜AM2：00




あ〜！！！もう！！また更に
わかんなくなっちゃったじゃん！




ひとまず疲れた体を休めるために入り組んだ路地裏に入り、空き地に身を潜める。




『……っあ〜噛み痕が地味に痛い』




ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ




あー三ツ谷ママのご飯が食べたいよ




？「お姉さん、まだ1人なの？」ﾆﾔｯ




三ツ谷ママのこと呼んだんだよ私は
お前はお呼びでない。




『……なんでここがﾎﾞｿｯ』




蘭「……きっと運命なんだよ♡」




蘭がじりじりこちらへやってくる。




『は？無理』




私は再び走った。




蘭「ねぇAちゃん、
足の痕竜胆に噛まれたんだって？♡
俺もつけたいな♡」




どうにかしてくださいこの人




『…………なんでこんな会うんda』ﾎﾞﾝｯ




誰かにぶつかってしまった。




『あ、ごめんなさ……！？』




竜胆「そうなる運命なんだよ」




兄弟揃って似たようなこと言ってます



蘭「竜胆だけ噛み痕なんてずるい！」




竜胆「兄ちゃん待って。これ使って捕まえてから付けてよ」ｼﾞｬﾗｯ




なに？そんなぶっとい鎖なんて用意して。私は野生動物なのかな？




『てか本当になんで私の位置が……？』




ここはかなり入り組んだ路地裏。
なのに何故……？




蘭「すこーし焦ってる顔も可愛い〜♡もう疲れちゃったよね？♡
早く一緒に帰ろ？♡」

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