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#255 ページ28

殺せんせーを追いかけた私達が見たもは、ネットで捕らえられたイトナ。


それからイトナに向けて対先生弾を連射している奴らと、イトナを庇ってる殺せんせーだった。


私達はある程度の準備をし、アイコンタクトだけで合図を送り合う。


そして


「脂肪にドーーーンッ!!!」


木の上にいる、銃を構えた奴等を蹴り落とした。


私は腹を蹴りました。


脂肪にドーンです。


きっと痩せる。


いい事した!!!!


それから、落ちていった奴等を布でキャッチして簀巻き。


一丁あがりだ。


「これ対先生(タコ)の布の服だろ?
ご丁寧に完全防御かよ。
おかげで人間(おれら)がタコに代わって落とさなきゃなんねーだろが」


寺坂が私達の思いを代弁しながら、お得意の馬力で木から落とす。


ひなたも、自慢の体の柔らかさを駆使して。


そんな事をしていると、数分もしないうちに木の上にいた全員分の簀巻き完了。


残るはトラックに乗った3人とシロだけだ。


「…おまえらなんで…」


イトナが驚いた様に、そして、弱々しく口にする。


そんなイトナに、凛香が口を開いた。


「カン違いしないでよね。
シロの奴にムカついてただけなんだから。
殺せんせーや有里が行かなけりゃ、私達だって放っといてたし」


ツンデレいただきました。


ありがとうございます!!


なんておふざけも程々に。


業のこっちに気を取られてていいのかという指摘に、慌てて振り向くシロ。


だが、時すでに遅し。


「撃つのやめたら…ネットなんて根本から外されちゃうよ」


殺せんせーがネットを外したのを合図に、磯貝と前原がイトナを助けにかかる。


ネットが触手を溶かしいるらしく、外すのには少しばかり時間がかかりそうだった。


「去りなさいシロさん。
イトナ君はこちらで引き取ります。
あなたはいつも周到な計画を練りますが…。
生徒達を巻き込めばその計画は台無しになる。
当たり前の事に早く気づいた方がいい」


殺せんせーの言葉に暫く黙りこんだシロ。


結局は皆うざったいの一言で車を走らせる。


「くれてやるよそんな子は。
どのみち2〜3日の余命。
皆で仲良く過ごすんだね」


そんな、最低な言葉を残して。

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:聖泉りか | 作成日時:2015年12月12日 12時

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