#238 ページ11
こちらがどうしようか悩んでいると、牢屋にいる泥棒側に動きがみえた。
動いたのは岡島だ。
さっと懐からある物を取り出し、殺せんせーに差し出す。
「……なに、あれ」
「さあ、よく見えないよ」
誰にともなく尋ねた言葉は渚が拾う。
しかし、渚にもわからないらしい。
岡島から受け取った物を胸ポケットにしまった殺せんせーはその後。
泥棒の脱走に協力……………。
「ああ、収賄されたんか」
納得。
業の肩に手を置いて飛び越え、私と渚と杉野で助けに行く。
業には文句言われたけどまあしょうがない。
そんな事もあるよね。
何はともあれ、無事逃げては捕まっての繰り返しがその後も続く。
挙句、殺せんせーは長野まで信州そばを食べに行く始末だ。
烏間先生も流石にキレる。
「
「やっぱ合わないね〜あの2人は」
呆れながらそんな会話をする私達も、ただ逃げてるだけじゃない。
殺せんせーからもらったアドバイスで成長している。
痕跡は消し、4人小隊で前後左右を見張って烏間先生にすぐ気付けるようにした。
そして、ケイドロも終盤に近づいた時。
私はメグに声をかけられた。
「どう、やらない?」
ある程度の説明を受け、誘いを受ける。
私は不敵に笑ってから
「もちろん」
と応え、作戦に乗る事にした。
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作者名:聖泉りか | 作成日時:2015年12月12日 12時