【暗殺教室】変人女子の非日常 ６

＃２２９ ページ2

「というわけで！！
廃棄される卵を救出し、なおかつ暗殺もできるプランを考えました！！」


教室の前で楽しそうに計画を語ったカエデ。


卵と聞いて、皆は戸惑いの声をあげた。


そんな皆にも得意気に、カエデは尚も説明を続ける。


「烏間先生にお願いして下準備もOK！！
どうぞ皆さん校庭へ！！」


カエデにつられて校庭に視線を向けた私達は、とんでもない物を目にした。


様々な機器が並び、中央には大きな容器のようなものが。


しかも、何処かで見たことのある形だ。


「カエデ……あれってもしかして…………」


「そう、今から皆で巨大プリンを作りたいと思います。
名付けてプリン爆殺計画！！」


わお。


何ていうか、もう……うん。


最早言葉は出なかったが、相当なものだという事は十分に伝わったんじゃないだろうか。


プリンの底に対先生弾と爆薬を密閉しておき殺そう、という考えらしいが……。


何ともカエデらしいと答えておこう。


「よっしゃ、殺せんせーのいないこの三連休で勝負に出るか！！」


皆の中での意見が固まり、計画を実行する事に。


早速カエデの指示で動き始める私達。


ぶっちゃけ、巨大プリンとか夢ですよね。


取り敢えず何だかんだで楽しそうだからありです。

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