【暗殺教室】変人女子の非日常６ (ページ1)

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何も特筆するような事のない、平凡な日。

私達はとある飲食店でお蕎麦を食べていた。

お蕎麦美味しいよね。

うどん派いる？

論破してやるぜ！！

なんて事はさておき。

「あの卵食べれるのに捨てちゃうの？
もったいなっ！！」

そんな言葉に反応して店に置かれていたテレビに視線を向ける。

そこには捨てられる大量の卵が映っていた。

どうやら、生産調整に失敗して鶏が増えすぎちゃったらしい。

運送費の方が高くついて出荷するだけマイナス。

養鶏業者は苦しそうにそう語っていた。

「ま…生鮮食品はたまにあるよねこーいう事」

「とはいうけどなぁ…」

おおよそ中学生のする話の内容ではないと思うのは私だけか。

業と杉野の会話を聞いて苦笑する。

「卵、安くなってうち的には助かるんだけどな……」

ケーキ作るのに卵は必須だからね。

おじさん卵安いって喜ぶわ。

そんな事を考えてから頬杖をついた。

それから何となくカエデの方を向いてみる。

私の視界に映ったカエデは、生き生きとした顔をしており。

何かを始める気満々だ。

これは近いうちに何かあるな。

そう考えていた事も忘れかけていたある日。

私の予感は的中したようで。

計画書を片手に持ったカエデが、暗殺の計画を持ち出して来たのだった。