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#43 ページ44

話し終わった私達は商品を選び終え、会計を済ませてお店を出る。


カエデちゃんと有希子ちゃんはもう少しかかりそうだった。


「渚君、はい、これ」


私は買った物の中から1つ渚君に差し出す。


これは、メンズ用のアクセだ。


あのお店にはプレゼント用にメンズアクセも売っている。


これは、その中て渚君に似合いそうな物を選んだ物。


「え、僕にくれるの?」


「他に誰がいるの」


「業君」


「あー、私が悪かったです」


目線を逸らしながら苦笑する。


そんな私に小さな悪戯をした様に渚君は笑った。


「取り敢えず、受け取ってよ。
渚君に似合いそうなの選んだんだから。
それから、今すぐ付けていただけると萌える」


「……うん、ありがとう」


萌えると言った言葉をスルーして私の手からプレゼントを受け取る。


私の希望通り直ぐにアクセを身に付けてくれた。


渡したのは、十字架のシンプルなネックレス。


チェーンではなく紐で繋がっているもので、繊細な顔をしている渚君にはよく映えていた。


「さっすが私」


何て、自画自賛してみてから待っているはずの業と杉野君を探す。


すると、逆ナンされている2人が目に入った。


「あっはははははははー…………」


「雪乃ちゃん……?」


笑いにもなっていない声で笑う私に不思議な顔をする渚君。


「行くぞ、今から君は杉野君の彼女になりきれ」


「えっええ!?」


軽くキレながら私は業と杉野君のいる所へ早足で進んだ。

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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:聖泉りか | 作成日時:2015年2月9日 2時

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