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佐久間side,

nb「分かんないし!何言いたいのかは分かるけど!」

 「俺のことなに考えてんのかは分かんないの!」

 「言って!俺何も言わないし、身勝手なのは分かってんだけど!」

 「ちょっと時間かかるかもしれないけど、言えるようにするから!」

 「でも、涼太は直ぐ言って!俺に対してもそうだけど!」

 「メンバーにも、嬉しい、楽しい、怖い、寂しい、痛い、キツいって!」

 「自分のこと話すの、得意じゃないの俺ら知ってんだよ!でもさ、」

 「よく見てたって気付けないの!涼太顔に出ないから!」

dt「、、、、、、、、。」



涼太は困惑した顔をして、阿部ちゃんはうんうん、って頷いて。

横を見れば、さっきまで

「なべうるさいな(笑)」なんて笑ってたふっかが、真剣な顔つきになってて。

周りも、心配な顔、ちょっと寂しそうな顔、安心した顔。

色んな表情になってた。

俺も、いつかまた。言いたいと思ってたことだったから。

キャンプの時、『涼太の重荷を俺くらいなら背負ってもいいのかな。』なんて。

伝えてみたけど、涼太はずっとずっと頼るのが下手だった。俺達が思っていたより、ずっと。

誰かが、俺より先に言っちゃうかと思ってたけど。

まさか、翔太が言うとは思わなかったな。

だから佐久間さんは、今目バキバキ(笑)



静まり返った楽屋で、最初に口を開いたのは涼太だった。


dt「俺が、色々不安にさせてたなら。まずは謝るよ。ごめんね、翔太。みんなも、阿部も。」


ゆっくり、ゆっくり言葉を集めて。涼太が話してくれる。


デビューして3年目に思っていること、今したいこと、俺達と話したかったこと。


ふっかにこっそり、節目だから個人でプレゼントを渡そうとして。

渡していいのか悩んで、クローゼットに仕舞ってあること。


俺が録画し忘れたメンバーが出てる番組、ダビングしたDVDを渡せずに鞄にいつもいれていること。


翔太が好きなお菓子が生産終了するらしくて、今のうちに沢山食べさせようと思ってること。


照にアクロを教えたのは自分なのに、いつの間にか自分より出来ることが増えて

悔しいと同時に、その何倍も嬉しいこと。


阿部ちゃんが『亮平』ってラジオで呼んだら、照れていたけど喜んでくれて。

また、呼んでみようかなと思ってること。『阿部ちゃん』って呼ぶのも、検討中ってこと。

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マウンテン(プロフ) - こんにちは、プリ小説から飛んで来ました、マウンテンです。主様の作品を読ませていただくと言ったので宣言通り来ました。これから少しずつ全作品読ませていただきます。どうぞよろしくお願いします。 (2023年1月11日 21時) (レス) id: 9ec34d0ddf (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - 祐筆さん» ありがとうございます! (2022年12月28日 0時) (レス) id: 787808afe3 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆(プロフ) - りおなさん» りおなさんの『マイページ』というところから見れますよ。 (2022年12月27日 23時) (レス) id: 28e51f5d76 (このIDを非表示/違反報告)
りおな(プロフ) - 祐筆さん» メッセージってどこで見れますか?? (2022年12月27日 23時) (レス) id: 787808afe3 (このIDを非表示/違反報告)
祐筆(プロフ) - りおなさん» メッセージに対応について送らせて頂きました。 (2022年12月26日 23時) (レス) id: 28e51f5d76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:祐筆 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年6月14日 1時

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