【雪男】国王の裏側【赤】

【fkdt,skdt,nbdt】寂しい。 ページ24

宮舘side,


振り入れの日、いつもとなにも変わらないスタジオ。

じゃれてる照、ラウール、目黒にボケ続ける康二とそれを笑ってみてる阿部。

なんか、、、違和感があって。

スタジオには、俺含めて6人。

ふっかは、スタッフさんに呼ばれて数分前に出て行った。

佐久間は宮田君から電話があったみたいで、翔太は、、、。

マネージャーに、用があるって言ってたっけ。


mm「ちょっと！岩本くん加減してくださいよ！」

ru「めめ頑張れ！！俺には無理！！！」

iw「もういい？俺待ってるの飽きちゃった。」

mm「へ、、、？」


いつの間にか始まった腕相撲大会。

康二が審判で、解説は阿部らしい。見てるだけだけど(笑)

優勝は照。


mm「マジ強すぎません？俺もうちょっと筋トレしよっかな、、、。」

kj「照兄さすがやね！俺阿部ちゃんとやろっかな！」

ab「いい、いい。康二強そうだもん。」

ru「康二くん俺とやろうよ〜！」


優勝は決まったけど、まだ続けるみたい。

混じってみようかな、なんて思ったけど。なんとなく気分じゃなくて。

違和感があるのは、スタジオやメンバーに対してじゃなくて、

俺自身のことなのかもしれない。他のメンバーは、なんにも感じ取っていないみたいだし。

具合が悪いってわけじゃ、ないんだけどな。


sk「はい、じゃあ楽しみにしてます！お疲れさまです、失礼しま〜す。」

ru「あ、佐久間くん！電話終わった？」

sk「お、らっうーーーーる！！終わったよーん！！レッスン止めてごめーん。」

iw「ちょうど休憩にしようと思ってたし、メンバーしかいないからね。別にいいよ(笑)」

mm「佐久間くんも腕相撲やります？」

sk「どうしよっかな〜、、、、」


グルグルと回りながら考え込む佐久間と目が合って。


sk「俺、涼太と一緒にいるねぇ。」


なんだなんだ(笑)

広いとはいえ、走ったら危ないよ。


sk「りょーたー、、、」

dt「なに、佐久間。」

sk「寂しそうな顔してる。佐久間さんがぎゅーってしよっか？」


あ、そういうことだったのか。

俺が感じてたのは、違和感なんかじゃなかったんだ。

佐久間の今の一言で、腑に落ちた気がする。

















俺、今日。

寂しいんだな。

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