かき氷のシロップが少し足りない (ページ7)

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なんか変ページ7

「渡辺くんが、好きです。」

何回目だろう。

俺、やっぱモテるのな。

渡辺「…ごめん。

君とは、付き合う気がない。」

「どうして渡辺くんって彼女作らないの？」

渡辺「別に…。」

「好きな人、いるんじゃないの？」

その言葉を聞いて固まる。

………

『翔太また今日も告白されてたね。』

俺の好きな人がそう言った。

てか、なにを言ってるんだこいつ。

今日は珍しくまじめにふっかの家で勉強してたのに

Aが口を開いた。

深澤「え、そうなの？」

『今日その直前の瞬間見たからさ。

可愛い子よね、隣のクラスの子でしょ。』

こいつほんとになに言ってんだ？

渡辺「怒ってんの？」

『はぁ～～！？なわけ(笑)』

期待して損した。

俺に嫉妬してくれてる、とかだったら

モテんのも悪くないかもって思ったのに。

岩本「それで？返事は？」

渡辺「…おっけーした。」

『え？』

深澤「はぁ！？！？！？だってお前…！」

渡辺「っあ、ちょ！言うな！」

なんでふっかが1番びっくりするんだよ。

岩本「嘘だよね？ねぇ、嘘でしょ？」

だからなんで照まで慌ててるんだよ。

渡辺「嘘だよ。俺誰かと付き合う気ない。」

『へー、そっか…。』

ふっかと照は隣でニヤニヤしてる。

うるせー。

にしても今日のA、なんか変だな？