かき氷のシロップが少し足りない (ページ12)

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チョコバナナページ12

深澤「じゃあ次。照は行きたいとこある？」

岩本「チョコバナナ食べたい。」

照は安定だな。

『やっぱ甘いものだよねー！

たしか神社の近くにチョコバナナあった気がする！』

深澤「じゃあ行こ！」

トコトコと4人で歩く。

前に照とふっか。

後ろに俺とAで2列。

渡辺「てか、やっぱ今回人多いな。」

『まぁ、打ち上げ花火あがるからねぇ。

あ…』

ふと横を見たらAの姿がいない。

うそだろ？この一瞬！？

と、思ったらすぐ俺の後ろに回ってて。

『人にぶつかりそうだった…。』

渡辺「びっくりした…はぐれんなよ。」

『っうん。』

俺の服を掴むA。

服掴むんなら手掴めっての。

手を出そうとしたけど、やめた。

そんな勇気は俺には無かった。

『あれ、あそこにいるのももちゃんじゃない？』

家族と来たらしいももちゃん。

カップルで考えることは同じなのか

ももちゃんもチョコバナナの列に並んでた。

岩本「え？」

『ほら、あそこ！行こうよ！』

ももちゃんのもとへ走りだすA。

お前が照より先に行ってどうするんだよ。

岩本「あーだからA走っちゃだめって！」

予想通り、お決まりの展開になった。