＝男の子・１８＝ ページ18
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いつの間にかグーグー寝ていた俺。
夢なのか、現実なのか・・
遠くで猫の鳴き声。
強く何度も鳴く声に、ハッと目を覚ますと
俺の横で、猫のゆうやが鳴いていた。
「ん〜〜...何だ、どうした？」
もそりと起き上がり、隣を見ると
「あれ？慧は＿＿＿トイレか？
つか、ど〜したんだよ、ゆうや。」
強く鳴いているゆうやが
撫でようとした俺の手をすり抜け
部屋のドアの隙間から、するりと
廊下へ出た。
「ちょ＿＿待てって。」
急いで後を追うと、ゆうやは器用に
暗い階段を降り、一階に降り立った。
「おい、待て＿＿ゆうやっ。」
俺が来ているのを確認した感じのゆうやは
スッとリビングの方に向かう。
「お〜い、ゆうや。ど〜したんだって。」
細く開いていたリビングのドアを入ると
・・庭へ出る窓が開いている。
「ん？＿＿慧か？？
トイレに行ってんなら、窓..
開いてる訳ねぇか。っったく。
おい、何してんだ、こんな夜中に。」
窓に近付き、真っ暗な庭に目を凝らす。
「＿＿＿＿＿＿＿＿っっ！！！」
目が慣れ、芝生の二つの影に反射的に近付き
大きな怪しい影に蹴りを入れた＿＿＿＿。
「テッメェ＿＿＿ッッ！！」
慧に覆い被さっていた影は
壁にぶつかり、ガタンと音を立て
倒れ込んだ。
「慧＿＿＿っ。」
急いで駆け寄り抱き起す。
「慧、大丈夫か？平気か＿＿」
小さく震え、声も出せず泣いている。
「＿＿っのヤロッ＿＿＿。」
怪しい影の胸ぐらを掴み
引き上げようとすると、
影のソイツは、気絶していた。
「＿＿っだっよ。
弱ぇヤツだな、コイツ＿＿＿。」
＿＿＿＿＿＿＿＿
近くにあった、園芸用の網で
ソイツをグルグル巻きにし１１０番通報した。
待っている間、震えた慧を抱きしめ慰める。
「大丈夫だから。な、慧。」
「...ん。＿＿ゆぅやさ.ん。」
遠くからのサイレン音に
慧を部屋に入れ、俺は庭で待った。
その間に、気絶しているソイツのマスクを取り
携帯で顔写真を撮る。
おまけにグルグル巻きの情けねぇのも撮った。
到着したお巡りに、ソイツを引き渡し
慧の事は伏せ、状況を説明。
数十分でお巡りは、ソイツを連行し
帰って行った＿＿＿＿＿＿。
リビングのソファに座る
不安そうな慧を抱き締めながら
「悪かった＿＿慧。」
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あひる☆(プロフ) - るいるいさん» るいるいしゃ〜ん☆彡お好きなカプでよかった〜！気になりまくりは、有難いなぁ〜。うでしー( *´艸｀) (2021年3月28日 17時) (
レス) id: 7cdcaaaf33 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - しゅんかさん» わぁ〜ぃ楽しく読んでくれてよかった！！本当にコメントうれしぃ〜♪(*'ω'*) (2021年3月28日 17時) (レス) id: 7cdcaaaf33 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい(プロフ) - みんな好きなカプですごくおもしろかったですー！あひるさんのお話はどれも続きが気になりまくりです…(＞＜)これからもがんばってください(*^ω^*) (2021年3月22日 20時) (レス) id: adc32e5dcb (このIDを非表示/違反報告)
しゅんか(プロフ) - 今回もとーっても楽しく読ませてもらいました！それぞれのカップルの続きがやーっぱり気になります！楽しみにしてますよー！！ (2021年3月21日 20時) (レス) id: e804af216a (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» りみしゃん、いつもいつもコメントありがとう〜！！こちらこそこそ、ですぞー。ああ、良かった。可愛いって思ってもらえて〜。安心しましたっ。ふふ、気になってくれてる〜。また読み返してくれて感謝です！！( *´艸｀) (2021年3月21日 19時) (レス) id: 257fce1a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2021年1月29日 19時
