少しの..差。(tkxin・ytxym)

＝ね、どうかな。・１２＝ ページ39

「何と言うか＿＿
　当人たちの問題だし・・
　まぁ、その..変な事したら
　駄目だけどね、何と言うか
　心のつながりなら
　問題ないんじゃないかな。」


「心のつながり・・。」


「＿＿ん？どうしたの涼介君。」


俯いてしまった顔を覗き込むと

パッと赤くなった顔を覆い

「わゎゎ〜。。推しが尊いぃ〜〜。
　尊過ぎて泣けるぅぅ〜。。」


「どうしたの、急にー。」


「いや〜、、裕翔さんが余りにも
　素敵な事言うし、推しに似てるしで
　今、パニックになっちゃいました〜。
　推しパ二です。」


「ふふふ、面白いなぁ〜涼介君は。
　＿＿と、さてさて、そろそろ寝ようかね。」


「あ、寝ますか？
　じゃあちょっと待ってくださいね。
　和室にお布団敷きますから〜。」


いそいそ行こうとする手を引き留めて

「いやいや、いいよ涼介君。
　そんなわざわざ敷かなくってもさ。
　その辺で寝るし、ソファとか借りて。」


「ひゃぁ〜〜。。」


「あ、、あれ？涼介君聞いてる？？」


「ああ、すみません。
　今、それどころっじゃなくって！！
　推しが、強引に手首を〜〜。。
　わ〜、正にマンガのワンシーンだ！」


「ああ、そっか。それに
　感動してたんだね。」


「はいっ！今の手首の引き方っ！！
　スマートでしたね！もしかして..
　れんしゅーしてるんですか？」
　

「くくく＿＿＿＿練習はしないよ〜。
　ホントに面白いね涼介君って。
　あ＿＿ね、涼介君。大丈夫だよ布団。」


「いえいえ、駄目ですよ〜。
　ソファで寝て、もしもの事があったらっ。
　推しの足腰が心配ですっ。」


「推しの、、足腰・・。
　何だか、韻を踏んでるねー。」


「あ。。つい。韻踏んじゃいました〜。
　てへへ。＿とにかく駄目です。
　ソファで寝て何かあったら大変です。」


「そうかなぁ、平気だと思うけど・・。
　＿＿あ〜、じゃあそうだ。雄也のベッド
　借りようかな。ね、そうしようー。」


「え〜〜、いいんですか？
　雄也のベッドで寝ると
　チャラくなっちゃいますよー。」


「ふふふ、ならないよ〜。面白いなぁ〜。
　＿＿と、じゃあ歯を磨いて寝ようかな。」


「はい。」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




雄也の部屋の真ん中に

ババンっと置いてあるデッカイベッドに

ゴロゴロ寝転がりながら、独り言。



「あ〜〜・・雄也の香水に包まれてる〜。」


包まれ過ぎて、目が冴える。


香水のせいで、眠れない・・。

「まさに、香水のせいだよ〜♪だなぁ・・。」
　

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