少しの..差。(tkxin・ytxym)

＝ね、どうかな。・１０＝ ページ37

「もぉ〜、裕翔さんっ。
　美少年って、もぉ〜〜っ。。」

頬をぷくー。っとさせ、プンスコする

涼介君も魅力的だなぁ〜・・。

っと、、いかんいかん。

平常心、平常心っと＿＿。


「ふふ＿＿＿
　それで、それからどうしたの？」


「あ、はい。えっと。。
　渋々、制服着たら、２人がもっと
　盛り上がって、可愛い〜って。」


「うんうん、そうだろうねー。」


「もぉ〜〜、裕翔さんっ。」


「あ、ごめん、ごめん。
　それで、それで？」


「。。はい、、そしたらお母さんが
　前使ってたウィッグを探し出してきて...
　それを被ったら、変身して涼子ちゃんが
　完成しました。」


「ふふ、涼子ちゃんか〜。
　名前も決めてるんだね。」


「そうですね、設定もあるんですよ〜。
　それに、はじめて涼子ちゃんになった時
　あ、これ使えるって閃いたんです。
　だから僕がもらったんです制服一式。」


「ほぉ〜〜。ああ、じゃあ慧が着ていた
　制服もそうなんだ。」


「はい、そうです〜。」


「へぇ〜〜。ね、どんな設定なの
　涼子ちゃんは。」


「...聞きたいですか、それ。」


「うん。とっても興味あるなぁ。
　もう一人の涼介君。あ、涼子ちゃんに。」


「ふふふ。設定はですね〜、えっと。
　涼子は、平成女学院中等部の３年生で
　部活は美術部なんです。」


「おお〜、いいね。そんな感じだ。」


「それで、勉強は結構出来る方で
　運動も得意です。」


「いいねぇ〜、マンガのヒロインみたいだ。」


「ふふ。身長は１５８ｃｍで体重は秘密♡
　バストは＿＿＿」


「えぇ！！バ、バストまで設定あるの？！」


「はい。緻密な役作りですっ。」


「ほぉー。。そ、そうなんだ・・。」


「はい。バストはＣカップで
　ちょどよいサイズー＿＿」


「えぇ？！も、もしかして＿＿＿
　ブラもちゃんと着て、制服・・。」


「はい、もちろんです！
　制服のシルエットにもこだわってます！
　制服が綺麗に見えるようにブラは必須です！」


「す。すごいなぁ。
　そんなバッチリ役作りしてたら
　今までに声掛けられたりしなかったの？
　大丈夫・・？」


「声？声は掛けられました。」


「ええ？！なんだってっっ！！
　危ないよ涼介君っ。。気を付けないと。」


「ええ。
　ほんっとに、しつこいスカウトマンでー」


「ス、スカウト？」


「はい。芸能事務所に入りませんかって。
　君は奇跡だ、逸材だ。１億年に一度だ！
　とか、胡散臭い事言ってましたー。」

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