＝男の子・２４＝ ページ24
「慧のせい〜じゃなくねっ？！
＿＿と。。いかん、いかん。
またお前のペースに・・」
「んふふ・・」
慧は頬を染め、もじもじしながら
これでもかって程のあざとさで
おねむな目を、ぱちぱち。
「あの〜..あのね、雄也さん。」
こっちは、危ない沼に引きずり込まれないよう
平常心。平常心。
つか、もうそう思ってる時点で・・ヤバいよな。
「＿＿何だよ、慧。」
「ん。..んー・・。」
細い人差し指で、俺の上腕二頭筋を
そっと、つんつん。してから慧は言った。
「んっと。。＿＿守る..だけ？」
「ああ、そうだな。守るだけ＿＿
ま、今んとこは..な。」
「..わ。。わぁ〜♡」
「ウッセー。いいから、ほれ電話っ。」
「ん♡」
大きく頷いた慧の髪が俺の頬に触れ
『ま、いっか。』と、心がほぐれた気がした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
慧の母ちゃんに電話をし、俺が説明。
少し話を掻い摘んで心配させ過ぎないようにした。
「＿＿はい、では失礼します。」
電話を切って、慧に子機を渡しながら
「明日仕事早く切り上げて、
急いで帰って来るってさ。
な、慧。」
「ん、ありがとー雄也さん。」
「いや〜、、つかさ。慧の母ちゃんにも
お礼言われちゃったぜー。何かマジ
気が引ける。」
「どぉ〜して〜。雄也さんすっごく
すてきだったのにぃー。んふふ
雄也さんのあの、すぺしゃる
ひーろぉーきっく♡」
「変な技名つけんなってっ＿＿と、ヤッベッ。
も〜３時まわってんじゃねぇかっ。
寝るぞ、ほれほれ。」
「え〜〜、もぅー。」
「も〜じゃねぇだろっ。
寝るぞっ＿＿と、待てよ。」
「ん？なぁに、どぅしたの雄也さん。」
「ん〜〜・・。ちょっと静かにしてみ。」
「ん〜？」
２人とも黙ると、シ―――ンと静かな真夜中に..
何やら、可愛い鳴き声。
「なぁ、聞こえるよな？猫の鳴き声。」
「うん、聞こえた！
もしかして、ゆうやくん？！」
「もしや、戻って来たのか？！」
２人でソファから勢い良く立ち
ドタバタと急いで、窓を開け
ジッと庭を見つめた。
「・・お〜〜い、ゆ〜や〜。」
「ゆぅやくーん。」
そう名を呼ぶと＿＿ガサガサと植木が揺れ
モコモコとした影が現れた。
「おい、ゆうやっ。来い、ほれっ。」
芝生を歩く音と共に、リビングの灯りで
くっきりとゆうやが見え「ニヤー。」と鳴いた。
「ゆうや〜〜、戻って来た！！」
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あひる☆(プロフ) - るいるいさん» るいるいしゃ〜ん☆彡お好きなカプでよかった〜！気になりまくりは、有難いなぁ〜。うでしー( *´艸｀) (2021年3月28日 17時) (
レス) id: 7cdcaaaf33 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - しゅんかさん» わぁ〜ぃ楽しく読んでくれてよかった！！本当にコメントうれしぃ〜♪(*'ω'*) (2021年3月28日 17時) (レス) id: 7cdcaaaf33 (このIDを非表示/違反報告)
るいるい(プロフ) - みんな好きなカプですごくおもしろかったですー！あひるさんのお話はどれも続きが気になりまくりです…(＞＜)これからもがんばってください(*^ω^*) (2021年3月22日 20時) (レス) id: adc32e5dcb (このIDを非表示/違反報告)
しゅんか(プロフ) - 今回もとーっても楽しく読ませてもらいました！それぞれのカップルの続きがやーっぱり気になります！楽しみにしてますよー！！ (2021年3月21日 20時) (レス) id: e804af216a (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - りみさん» りみしゃん、いつもいつもコメントありがとう〜！！こちらこそこそ、ですぞー。ああ、良かった。可愛いって思ってもらえて〜。安心しましたっ。ふふ、気になってくれてる〜。また読み返してくれて感謝です！！( *´艸｀) (2021年3月21日 19時) (レス) id: 257fce1a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2021年1月29日 19時
