甘々イチゴ【すとぷり短編集】

近いのに遠い【莉犬】 ページ6

〜Aside〜

目の前に突然現れる
真っ赤な髪の毛と中性的な声

り｢A！｣

『莉犬、どうしたの？』

り｢部長が校外学習のしおりの絵かけって…｣

『あ〜なるほど！二人でやる？』

り｢うんっ！｣

犬みたいなこいつは同級生であり
イラスト部員の莉犬である。

めっちゃ可愛いしカッコイイし
犬みたいだし犬みたいなんだけど()


こいつは


り｢A！｣


人との


り｢あ〜んっ！｣


距離が


り｢ぎゅ〜！｣


近い！！！！！！


イラスト部に入ってる歴的に私の方が
長くて、どうしても莉犬に教えるのは
私になってしまうのだが…

『莉犬、ちょっとみて？』

り｢はーい！(ぐっ)｣

という具合にすごく近くに近づいてくる

息耳にかかってる

恥ずかしい

顔が真っ赤になる








まぁ気づいた人は気づいてるのだろうが
私は莉犬が好きだ

だからこそ、ほんとに照れる。

ほんとに無意識なのかなと
思ってしまう。

誰にもやっているのかなと考えると
もやもやしてきてしまう。

驚きすぎて、変な事しないように

顔を真っ赤にしないように

ポーカーフェイスで

をひたすら考えて頑張っている。

こんなに近くに居るのに

なんだか遠く感じる

いつか…気持ちを伝えて

あいつの照れた顔見てやる

ーーーーーーーーーーーー
〜莉犬side〜

いやいや笑

クルクル表情変わりすぎ

わかりやすいなぁ

いじりやすいし笑

きっと俺がAの事好きじゃないと
思ってるんだと思う

俺は好きだからこんな事してるんだけど

あいつの照れた顔が好きだから

からかいがいがあるから

いつか気づくまでは

このままでいたい

ーーーーーーーーーーーー

これも実体験です笑
向こうが私の事好きかは分かりませんが
こんな感じの男子います笑

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