47.りょーくんとほんのりラブラブ ページ3
りょーくんと過ごす時間で一番好きなのは、季節外れだけど寒い日の時間。
寒がりなりょーくんは少し肌寒いくらいでも、割といつも厚着や重ね着してるよね。
私は真逆で、寒い日でも結構な薄着で外に出ちゃう。
「…っくしゅん」
そんなんだから、そりゃクシャミも出るよね。
そんな私を見ると、りょーくんはすぐに着ている物を脱ぎ始める。
コートやパーカー、ワイシャツ…とにかくその時1番上に着ている物を。
りょーくんの体を寒さから守るはずの物を。
R「A、寒いんやったらこれ着てな！」
「え、大丈夫だよ！」
R「いーからいーから！風邪引くよ！」
「でもりょーくんが寒くなっちゃう」
R「俺全然寒くない！今むしろ暑いくらいだからいーの！」
そう言ってりょーくんは鼻頭を赤くしながらにぱっと笑う。
お鼻は素直に寒いって言ってるのにね。
こうなるとりょーくん、意地でも私に服を貸すんだ。
「りょーくんの温もりが残ってて暖かい…」
R「やろ？」
「いつもごめんね…私がちゃんと服選び失敗しなかったらりょーくん寒い思いしなくて済むのに」
R「だーかーらー！俺は今暑いの！暑いから上着脱いでAに押し付けたの！Aは荷物持ちなの！」
荷物持ちだなんて…そんな事絶対私にさせたりしないりょーくんだから、これが優しさだってバレバレだよ。
「りょーくんが風邪引かないように」
ピトッとりょーくんの片腕にくっつけば、一瞬ビックリした顔をしたりょーくんは、すぐに照れたように笑った。
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りょーくんのその優しさが何よりも暖かいんだよ
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R「…本当はAに上着貸すために、わざと1枚多く着てるけーね」
「ん？なぁに？」
R「なーんも！言ってなぁーいよ！」
「えー絶対何か言ったよ〜気になるー！」
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結女(プロフ) - コンさん» コンさんコメントありがとうございます(o^^o)作品読んでくださって嬉しいです(；▽；)今後も楽しんでもらえるように執筆頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年8月22日 8時) (
レス) id: 360ec78ac9 (このIDを非表示/違反報告)
コン - はじめまして！作者様の小説を一気読みしてきました、時間を忘れる程好みでした。Twitter形式の斬新な小説、キャラも掴めており凄く読みやすいです。これからもちょくちょく見に来ます、お身体にお気を付けて執筆頑張ってください！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: ff08c32731 (このIDを非表示/違反報告)
結女(プロフ) - 唯月さん» 唯月さんありがとうございます＼(^o^)／Part2は本当にあっという間でした！読んでくださる皆様のお陰で執筆頑張れます(´∀｀*)Part3でもよろしくお願いします(｀・ω・´)ゝ (2019年8月15日 7時) (レス) id: 360ec78ac9 (このIDを非表示/違反報告)
唯月(プロフ) - オレ姫Part2お疲れ様でした！Part3もしゃくしゃさんの無理のないように更新を頑張ってください…！気長に待たせて頂きます…！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: 5af7911335 (このIDを非表示/違反報告)
しんかい(プロフ) - 結女さん» ありがとうございます!(〃^ー^〃) (2019年8月12日 22時) (レス) id: 8dc9156aaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結女 | 作成日時：2019年6月29日 0時
