第151話 ページ10
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＿＿数日後
今日はちい姉にシフト変わってっていわれて代わりにバイトに行く日。
だけど、その前に蒼に話があるといわれて公園へ呼びだされていた。
何の用だろう、ただ考えているのはそれだけだった。
私が公園へついたときにはもう既に蒼はそこにいた。
『風邪ひくよ』
そういって、蒼が座っている横のブランコへと腰をかける。
「ん、大丈夫」
とかいって、吐く息は白かった。
それが寒いと物語っているのは容易にわかる。
『突然呼びだしたりなんかして、なにかあったの？』
「いや、別に。ただ顔が見たかっただけ」
そういって、私の顔を見る蒼はいつもとなにかが違った。
なんか、こう、戸惑っているような、寂しそうな、感じがした。
『何を思ってるのさ、蒼。私はどこにも消えないし、ちい姉だっていなくならない。どこにもいかないよ。だからそんな顔しないで、話してみなよ』
その言葉で少しスッキリしたのかいつもの表情に戻ったような気がした。
「俺、お前のそういうところがすっげー好き」
『うん』
少しずつ口を開く蒼。
「すぐ、自分が気づかないことにいちはやく気づいたり、自分の思ったことははっきりいったり」
『うん』
「かけてほしいって思ってる言葉をいわなくても感じとってくれたり、そういうところがずっと好きだった」
�爐世辰伸瓩修慮斥佞坊擇�目を見開く。
「ずっと、ずっと好きだと思ってたんだ…」
『うん……わかってる、蒼の気持ちはちゃんと伝わってたよ。だから……泣かないで…？』
「ふ…っ…ぅっ……俺、ずっとお前が好きだった…ずっと、ずっと、だけど……！」
ボロボロと涙を零す蒼は、すごく綺麗に見えた。
『…今、蒼の心の中にいる人は、私じゃないんだね？』
「…っ、うん…」
やっと、気づいてくれた。
長かった。
ここまですっごくながかった…。
「俺は、ちひろのことが…っ…！！」
『ストップ、それ以上は私にいってはだめ。先にいうべきなのは、その人に、でしょ？』
そういって、蒼の口許に人差し指を置く。
「でも俺には…」
蒼はまだ迷っている。
きっと、これは私にしか解けないんだろう。
ごめんね、今までずっと縛りつけちゃって。
ごめんね、蒼。
『もう、守ってくれなくていいんだよ？』
「…っ、え…」
『蒼はもう十分約束を守ってくれたよ。でも今度守るべき人は私じゃない、でしょ？』
そういって、最後まで君を引き離す。
狡い私でごめんね、蒼。
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瀬成(プロフ) - ルカさん» 期待_:(´ω`」∠):_応えられるように頑張りまする、、 (2018年4月30日 22時) (
レス) id: be0b6cc5ae (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 付き合いだしてからが本番！って感じですね！原作とは違うトリプルデート楽しみにしてます！！ (2018年4月30日 22時) (レス) id: 7df7567350 (このIDを非表示/違反報告)
瀬成(プロフ) - 藍色さん» ありがてえぇｗｗｗ忍は割と原作からテンションぶっ飛んでるから崩しやすいけど蒼くんはなかなかに難しくてな、、普段は輝忍の仲裁をしてるみたいな役やから(でも割と楽しいwありがとうw (2018年3月12日 15時) (レス) id: be0b6cc5ae (このIDを非表示/違反報告)
藍色(プロフ) - 忍と蒼くんのテンションにめっちゃ笑ってしまったｗｗｗ蒼ちひかなり推してるのでちひろちゃん愛されてるなぁ可愛い…って夢主置いて微笑ましい感じになってますｗｗｗ更新待ってます！！ (2018年3月12日 15時) (レス) id: cd1c5a3e61 (このIDを非表示/違反報告)
瀬成(プロフ) - ルカさん» ああああ励みになります；；；；その言葉が心の支えです、、すごく嬉しいです！ありがとうございます！<(_ _)> (2017年8月27日 22時) (レス) id: 1bec7597d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬成 | 作成日時：2017年6月5日 23時
