すき。なトコ・・ゆって？(tkxin)すき。シリーズ(５)

＝やだぁ・３＝ ページ23

「そばに居て・・。ねぇ、ゆうやぁ・・。」




オレはもっともっと、

慧を包み込んで離さない様に

ぎゅっと抱き締め


「あぁ、離さない。
　慧のそばに居るよ。いつまでも、ずっと。」






潤んだ瞳でジッとオレを見つめ

甘い唇が囁く。




「ねぇ・・今、
　ゆうやのお部屋だから・・
　えっと、ゆうや・・えっちなちゅー・・する？」



と・・可愛い肩出しの

天然小悪魔・・慧が・・

オレに問い掛ける・・。





なぁ・・それ、聞いちゃう？

オレに聞いちゃう？？






オレは心の中でデッケェため息をついて

「いや、さー。慧・・。
　え、えっちなちゅーしたら・・
　オレ、止まんなくなりそーだしさ。
　な、もー寝ようぜ？明日も学校あんしさ・・。
　つーか、なんなら下にお袋居るしな・・
　止まんなくなったら・・まずいだろ・・。」





慧はオレの胸元に頬を擦り寄せ

上目遣いで・・言うんだよ。


はぁ―――――。





「ゆうやぁ・・しない・の？・・つまんな・い。」







あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ！！！！

この、天然小悪魔めっ！！

可愛い慧めっっ！！





くそっ。なんだよ、ちっきしょぉぉぉ！！！


さっき酷くしちゃったとか、とか

とかっ。考えてんのによぉぉぉぉっっ！！







・・って、オレの脳内の葛藤なんって

全然お構いなしで・・また＿＿＿＿。




「ん〜。でも、そっかぁ。
　ゆうやのママさん今日の夜は居るんだね。
　じゃ、声きこえちゃったら・・はずかしぃもん。
　んふふ。だから・・おれ、今日はがまんする・ね。
　んっと。じゃぁ明日は？・・明日はゆうや・・
　おれに・・ちゅーする？」

って、首をコテンと傾げた・・。






ダブルパンチですぜぃ・・。

ボディに効いたぜ・・。

くぅぅ〜〜〜〜〜〜。






オレはもう、慧が可愛くって可愛くって

可愛過ぎて、仕方なくって。




萌え死にすんじゃねぇかってぐらいの

瀕死の状態の中・・

声を振り絞って言ったんだ。




「あ、明日は、お、お袋、夜勤だから
　明日・・しよっかなぁ・・慧にちゅー。」





慧はオレをニコニコ見つめて

「んふふふ。
　ぅん。じゃぁ今日は、このまま
　ぎゅってして・・ねて・・？ゆうや。」

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