すき。なトコ・・ゆって？(tkxin)すき。シリーズ(５)

おまけ・・の後で・・。　＝やだぁ・１＝ ページ21

あの後・・

抱き締めて、甘い雰囲気だったのが

一転した＿＿＿＿＿。


何故ってさ・・。





〜〜〜回想はじまるよっ。〜〜〜




慧はオレが着せたＴシャツを

ベッドにペタリと座って

まじまじと・・見つめて

『・・あれ・・
　これさっきの・・じゃない・ね・・？』




オレは慧に背を向けて座っていて

顔だけ慧の方を向いて

『あぁ。
　身体拭いて、新しいＴシャツ着せたから。』



『え・・？
　ゆうや・・今、なんて言ったの？』


『だから、慧の身体拭いて新しいＴシャツ着せたの。
　身体、サッパリしてんだろ？疲れてるだろうし・・
　だから、そのまま寝れるぜ？』





慧は急にバッと俯いたかと思うと

バッと顔を上げて・・

しくしく泣きながら

オレの背中をポカポカと叩いて

『ゆうやのばかぁ〜。えっちぃぃ。
　なんで、もぅっ。やだぁ・・。
　ゆうや・・見たの？
　おれの・・はだ・か・見た・の？』



『み、見たのって・・。
　それなりの事してんだから・・
　見てるでしょ？そうじゃなくたって。』


『もぅ。やだっ。やだぁぁ。
　おれぇ・・かえるぅ―――。』




そう言って、ホッペを真っ赤かにして

窓をガラッと開けて

自分の部屋に帰ってしまった。





＿＿＿＿呆然とする・・オレ。＿＿＿＿






え？え？？

なんで・・？

何？何がダメだったの＿＿＿＿＿＿っっ？！






だって、シてんじゃん。

そん時見てんじゃん。

同じじゃ〜〜〜〜〜ん。



っと・・・・。




〜〜〜回想・・終わり・・。〜〜〜









でっ・・・。



今、夜の１１時。

おんなじじゃ〜〜んって

ぐるぐる悩んで・・。

慧に謝るっつっても

何て声掛けていいか分からずに

こんな時間になっちまった。





・・まぁ、部屋の電気点いてないし

部屋に居ないのか、

もう今の時間寝てるのか・・。






う〜〜〜ん。難しいもんだな。

慧の思考回路は複雑だ。

まぁ・・そこが

可愛い所でもあんだけどさ。






はぁ―――。

今日はもう一緒に寝ないよな。

だって、ホッペぷぅっと膨らまして

ぷんぷん怒ってたもんな。








ん〜〜〜。どーすっか。

もう寝ちまってるか、わかんねぇけど

声・・掛けてみようかな・・。

うん、うん。そうだ。そうしよう。


そーだ。そうしろ、オレ。



っと、オレは窓をガラッと

開けたら＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。


・・マ、マジ、びびった。超、びびった。




「け、慧＿＿＿＿＿＿？？」

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