すき。なトコ・・ゆって？(tkxin)すき。シリーズ(５)

＝好きだよ・・１２＝ ページ13

「今、ぬいで・・ちょうだい？」



＿＿＿＿脱いで・・ちょうだい？＿＿＿＿




オレの脳内でエコーかかってますけど・・。

ずっと、聞いててぇ・・。

しっかし、スゲェワードだな。

オレの俺、ヤベェっぜ。マジ。

この天然小悪魔めっ。やってくれるぜっ。

小悪魔過ぎんぜっ。




オレは、低い声で囁く様に

「あぁ・・いいよ・・。」

そう言うと、慧がスッとオレから離れた。




オレはスルッとＴシャツを脱いで

上半身裸になり、慧を見つめながら

片手でＴシャツを渡す。

「ほら・・慧＿＿＿＿＿。」



慧の瞳はうるうると潤んでいく。

「ありがと・・ゆうやぁ・・。
　着替えるから・・こっち見ないで・・ね？」




何か・・わかんねぇけどオレは・・

見ない様にして真っ直ぐ前を見ている。



・・オレ、バカ正直じゃね？？



慧はベッドの上で服を脱ぐ

・・シュルリと布の擦れる音がする。



今日いち、聞き耳を立てる・・オレ。




慧が「ふふ・・。」と笑って

甘くオレの名を囁いた。

「ゆうやぁ・・。」




オレはくるっと振り向き、

ベッドの上で立膝をついた慧を見つめる。



「＿＿＿＿＿＿っ。」



うぉっ。さ、さっきより太もも見えるっ！！

か、格段にお色気度が増しているっっ！！

お色気過ぎだ＿＿＿＿＿。




慧はとろりとオレを見つめ

「うふふ・・すご・いの・・。
　このＴシャツ・・雄也の香り・・
　す・っごくするの＿＿＿＿＿。
　ドキドキ・・する。ねぇ・・
　ゆうや・・も・・これ着て・・？」



そう言ってオレに近付き

一度、オレの背中をそっと撫でて

オレの首にＴシャツを着せた。




オレは腕を通して

慧を見つめ囁く。


「ふっ＿＿＿。
　このTシャツも慧の匂いスゲェする。
　慧、オレ・・ムラムラ止まんねぇーよ。」




慧はオレの背中に、ぎゅぅーっと抱き着き

「もぅ。ゆうやの・・えっち。
　んふふ・・ゆうやぁ・・すきぃ。」



「オレも、好きだよ・・慧。
　なぁ・・そろそろ正面から抱き締めても
　いいか？・・慧＿＿＿＿。」





そっと離れた慧は、もじもじしながら

ギシリとベッドの音をさせながら



「ゆうや・・こっちむいて＿＿＿＿＿＿＿＿？」

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