【WT】ボーダートップは12歳！？

リクエスト１ ページ21

玉狛支部のみんなでお出掛け
ちょいシリアス


これはいまよりもう少し先のお話。



「お、A〜」

『迅さん朝からぼんち揚げ？』

「Aもくうか？」


こんな日常。


今日もその筈だったけど…


「ちょっとあんたたち！」


このひとことで非日常と化する

「水族館いくわよ！！」




…これはある夏の日の出来事

side迅

わたし初めて！！


修行漬けの毎日だったAはもちろん水族館なんてもの行ったことがないため大はしゃぎだ。

しかも必然か偶然か全員オフ。

こんなこと滅多にないしたまにはいいか〜

俺のサイドエフェクトがそう言ってる

てことで初玉狛全員でお出掛けだ！！





「わたしも久々に来たけど変わってないわね〜」

「はっ！こなみさん大変です。あそこの水槽で人がサメに食べられてます」

「えっ！？どこよ！？」

「まあ、嘘なんですけど」

「ちょっと〜！」

「おい。少しは落ち着け。」


といういつもの掛け合いやら


「わあっ！みてみて修君。このクラゲ光ってるよ」

「ほんとだ。すごいな。あっ宇佐美先輩もこれ見てください！」

というはしゃいだ声



そして意外なのが

「お、Aちゃん。カニいるぞ。食えるのかなこいつ。」

『うーん…。食べれるのかな？食べれるの？先生』

「食べえれなくはないが美味しいかは保障できないぞ。やめておくのが賢明な判断だ」

「ふーん。せっかく食えるかと思ったのにな」

という遊真とAとレプリカ先生の三人。


なんだかんだ玉狛にも馴染んできたA。

最初は小南か俺の前でしか笑わなかったのがだいぶ前のように感じる。

なによりみんな楽しそうでよかった。俺は椅子で待ってるかな。



しばらくして迅が座っていることに気づいたみんなが迅を連れまわしたことはまた別のお話。


ま、こんな日があってもいいのかな

と思う迅であった。




続きます

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