=好き・3= ページ3
「すっげー、いい天気。」と伸びをする光。
「ホントだな。
マジ、昼めし日和。」と薮。
屋上は、真面目なヤツはあんま来ない。
チャラっぽいのしか来ない場所だ。
「しっかし、今日、人いねーな。」
薮が、真ん中にドカッと座った。
オレも光も「だな〜。」っつって座った。
__っと思ったら光が
「んで、やったの?やってねぇーの?」
唐突に質問して来た光に
飲んでたペットボトルの水でむせながら
「・・や__って、ない___。」
「へっ?!やってねぇーのにお前ら
あんな、甘〜い雰囲気出してんの?!
つか、慧なんてちょ〜スゴイぜ__
マジ、甘ったるいの、なんのって・・
まぁ、元々あんな感じだったケドさぁ。
でも、拍車掛かってるぜ、アレ。」
「ん..まぁ・な。」
光が眉間にシワを寄せ
「えっ!!もしかして__
オレが、秘密言っちゃったから
出来なかった..とか??」
「えっ?秘密って__?」と聞く薮にオレは、
「あ、そっか。オレ、薮に言ってなかったけ?
オレさ、かくかくしかじかで、耳フェチなんだよ。」
(かくかくしかじかで誤魔化してすみません。byあひ)
薮がフムフムと納得しながら
「ほぇ〜、耳フェチか・・。
性感帯ねぇ..面白れぇな、それ。
オレは、足フェチだけどね___。
光の足、超キレーなんだよ。」
隣に居た光が、
スゲェマッハの速さで、ど突き
「うるせぇっっ!!」っつってから
「んで、どーなのよ。
オレのせいなワケ??」
「いや・・。違うんだ__
そーゆんじゃねーんだよ、きっと。」
オレは、ため息をついて話を続けた。
「まずさぁ__昨日の放課後の、前の日の夜に
慧が、はるなさんの事好きなんでしょって
ゆーからさ、どーしてそうなんの?って
感じでさ・・」
「ふんふん。で・・?」
「だからさ__
いやいや、鈍感過ぎじゃね?って思って
初めて慧に好きだって伝えて___」
うんうん頷いてた、光が合いの手を入れる。
「あぁ、はるなさんって慧の姉ちゃんね。
お前が、ガキの頃、耳見てたってゆー・・
つーかさ〜。『好きだ。』っつて、『おれも』
なったわけだろ??」
「ん〜・・まぁな。」
「じゃ〜、はい!
ハッピーエンド〜〜なんじゃねーの?
んで、やったり、したりすんじゃねーの??
つか、今_慧んち両親出掛けてるんだろ?」
「うん・・まぁ、そうなんだけどさ。
だから__オレ、」
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あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さぁぁぁんっ!!コメント嬉しいぃ!!ありがとう!!第三弾もあるので宜しくお願い致します!! (2017年1月25日 9時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君可愛い~ヤバい~雄也君大変だね。純粋で可愛い~ (2017年1月24日 22時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - たべっこさん» たべっこさん!!コメント嬉しいです!!書き終わって、こんなに早くコメント頂けると・・ホントにありが太陽!!ありがとうございます!!第3も頑張ります!! (2017年1月18日 11時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - 第2シリーズもとても面白く、そして可愛い二人に癒されました!第3シリーズも楽しみにしてます! (2017年1月18日 11時) (レス) id: 5f8c95be42 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - にのんさん» ふふふふふ。にのんちゃま・・。可愛すぎ・・ありがとう!!自分で書いてても・・可愛いな・・って思うの・・。そうとーあひる・・イってます・・。 (2017年1月17日 19時) (レス) id: 1dbd284dec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2017年1月14日 0時