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「やっ__!
ちょっ・・ゆうやっ??」
お姫様抱っこをしたまま
慧の顔をまっすぐ見つめ、からかう様に
「オレ達、この前も
キッチンでイチャイチャしてたじゃん?」
慧は顔を赤らめ、伏し目がちに
「・・いちゃぃちゃ、じゃないもん。」
不服そうに唇を尖らし言って、俯いた。
「ふっ・・。
慧、ネコ居たら__
そんなにドキドキしないんだろ?」
そう言いながら、
リビングのソファに寝ているケイコの横に
慧を優しく降ろし、オレも隣に座った。
「なぁ、慧。
隣にケイコいるぜ。ならさ..
心臓、壊れないだろ_____?」
耳元で囁き、息を吹きかけ・・撫でた。
「ゃんっ・・やぁぁ・・
んっ・・ドキドキ・・するよぉ。」
とやかく言う唇を、
何も言えなくする為・・強引に唇を塞ぐ___。
「んっ・・やっ..んんっ___。」
慧の柔らかい唇を味わいながら
指で優しく耳をなぶる・・。
「んゃ・・・んっ。んふっ・・」
その度に身体全体に力が入り
ビクンっと跳ねる____。
このまま、慧をメロメロにさせて・・
全部、オレのものにしたい。
な〜〜〜んて、考えてたのに
急に、慧の身体の力が抜けた_____。
「ん?___慧??」
____マジか_____
「ちょ、、マジか・・」
___なぁ・・ドキドキして
心臓、壊れちゃうって言ってなかったか?
なぁ、なんで?なんでなん??
なんで、寝てんの___慧??
___あぁ・・そうだ。
昨日、寝れなかったって言ってたっけ
って、でもさぁぁぁ―――
「つ――かっ!今?今、寝る??」
オレの声は、空しくリビングに響く。
その声で起きた、ケイコが
「ニャー」とオレの膝に乗って来た。
「はぁ―――――っ。
ケイコォ〜、お前のご主人
マジ、強敵だぜ____。」
もう一度、大きなため息をつき
慧をお姫様抱っこして
2階の部屋まで連れて行く。
_________
優しく降ろしベッドに寝かして
じーっと寝顔を見つめる。
___つーか、眠り姫かよっっ!!
可愛いな、オイッ!!______
・・心の中で叫び
頬を撫で、部屋を出た・・・。
___オレも・・もう、寝ようかな・・。__
「はぁぁ・・・・。」
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あひる(プロフ) - 優子さん» 優子さぁぁぁんっ!!コメント嬉しいぃ!!ありがとう!!第三弾もあるので宜しくお願い致します!! (2017年1月25日 9時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。慧君可愛い~ヤバい~雄也君大変だね。純粋で可愛い~ (2017年1月24日 22時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - たべっこさん» たべっこさん!!コメント嬉しいです!!書き終わって、こんなに早くコメント頂けると・・ホントにありが太陽!!ありがとうございます!!第3も頑張ります!! (2017年1月18日 11時) (レス) id: 4df7931a15 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - 第2シリーズもとても面白く、そして可愛い二人に癒されました!第3シリーズも楽しみにしてます! (2017年1月18日 11時) (レス) id: 5f8c95be42 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - にのんさん» ふふふふふ。にのんちゃま・・。可愛すぎ・・ありがとう!!自分で書いてても・・可愛いな・・って思うの・・。そうとーあひる・・イってます・・。 (2017年1月17日 19時) (レス) id: 1dbd284dec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2017年1月14日 0時