好き。って言えよ・・ほらっ。(ybxhk) すきシリーズ(４)

＝Ｌサイズ？・３＝ ページ23

俺は、ニヤニヤしてる雄也に捲し立てる

「お前っ！
　人の話し聞いてんのかよっっ！？あぁっ？！」

「サーセン・・。パイセン、サーセン。
　聞いてる、聞いてる・・・。
　・・スゲェな、ノーパンか・・。」


聞いてねぇな・・コイツ。と思いながら

俺と雄也は、教室の端で腕を組んで

俺は光を、雄也は慧を想って

瞳を閉じて・・黄昏(たそがれ)た・・。


＿＿＿＿ノーパン・・ばんざい。＿＿＿＿＿



そんな、おバカ２人の脳天に

光の手刀(しゅとう)とゆう名のチョップが

ギラリと光り＿＿＿＿＿。

俺達の脳天目がけて振り下ろされた。


ズビシッ！！と音がして光の

「お前らっ。
　またバカな事考えてたろっ？！」

と、教室に響く・・光氏のご指摘。



俺と雄也は、頭を抱え込んで、しゃがみ込み

雄也が大笑いしながら

「イッテェェ〜。
　んっだよ〜光。超、脳天に・・響いた。
　・・ふふ、腕を上げたなっ。光氏っ。」

と・・ふざける雄也に光が

「うるせぇーっっ。
　この、万年ムラムラヤローめっっ！」


俺は頭を擦りながら光に

「まぁまぁ、光」って言って立ち上がる。


光は俺をキッと睨み

「お前もだよっっ！！
　この、万年モンモンヤローめっっ！」

「モンモンね・・。
　う〜ん。それは、ホントの事だな。光。」

俺は自分で、うんうんっと納得する。


呆れた声で光が

「納得してんなよ・・ったく。
　・・ほれ、もう帰ろうぜ。
　薮、雄也・・・ん？慧・・どーした？？」

慧は、椅子に座ったまま

まだ何かを考えている。・・と・・。



慧は考え終わったのか、

今度は光をジッと見つめて

ニコニコ、モジモジ言った。

「んふふ・・。
　光もおれと、おそろいだねぇ〜。
　おっきいＴシャツ・・薮のなの？ふふ・・。」と

雄也は、頭を抱えて

「つ―――――。
　慧・・それは、ちがく・て・・。」



光は最初、ピンと来てない感じで

「へ？？」っと言ってたが・・

俺は、その間に・・そーっと逃げようと・・

したけど・・光にグッと首根っこを掴まれ

「おいっ！薮っっ！！お前・・
　慧に何余計な事言ったんだよっ！！あぁっっ？！」

「ちょっ・・違うんだって＿＿＿＿。」

「違うって・・何が違うんだっっ！
　この、オタンコナスの万年モンモンヤロー！！」


静かな教室に光の声が響き渡り

・・俺はまた・・手刀(しゅとう)をお見舞される。



あぁ・・イッテェェ〜〜〜〜。


・・光、可愛いな。やっぱ。


＝おわり＝

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