テソン。 ページ28
僕は寝室に行き
持っている部屋着で
1番ズボンの丈が長そうな
スウェットを取り出しバスルームに向かう。
「ヒョン、ここにスウェット
置いとくよ〜」
丈が長いと言っても、
僕よりも確実に足の長いタッピョンには
絶対短いけどね(笑)
シャワーを浴びてるタッピョンに
洗面所から声をかける。
タ「お〜」
返事を聞いて、僕はリビングに戻った。
ソファーでくつろいでいると、
シャワーを終えたヒョンがドカッと横に座った。
何気なく足元に目をやると…
「ヒョン…やっぱり短いね(笑)」
タ「ん？何が？」
「ズボンの丈が(笑)」
タ「うん、なんかスースーする。
長いの買っといて」
「なんでわざわざ買わなきゃいけないの。
面倒くさい」
タ「ケチ」
「買って来たら置いといてあげるけど？」
タ「ヤだ。面倒くさい」
「人の部屋着を買いに行く僕の方が面倒くさいからね？」
タ「優しさが無いな、お前には」
「そんな優しさヒョンに見せるの勿体ないもん」
タ「ジヨンだったら買うの？」
「うん、買う」
タ「ひどいな、お前！」
そんな小競り合いをしているとヨンベヒョンも戻って来て
三人で話しながらAを待つ。
ピンポ〜ン
「は〜い」
A「お疲れ様」
「お疲れ様〜」
しばらくAの顔を見れてなかったから
会った瞬間に、嬉しくなって
悩みとか一瞬忘れて笑ってしまう。
2人で笑ってリビングに行くと
首を長ぁくして待ってたタッピョンが
急かす様にAに言う。
タ「はやく作って〜」
ヨ「お疲れ様〜」
A「お疲れ様♪
今からするから、ちょっと待って(笑)」
そう言って、そそくさと荷物を広げる。
「今日はなに？」
A「今日はね〜、ブリの照焼き」
「最初に食べたやつだ！
かなり久し振り(笑)」
A「でしょ？(笑)」
僕は今日も、相変わらず後ろで見てる。
A「ジヨンとスンちゃんは？」
「ちょっと遅れるって」
A「そ〜なんだ…
来るんだよね？」
「うん、くるよ！なんで？」
A「ん？来れないなら
お魚冷凍しなきゃと思って(笑)」」
「あ〜、なるほど(笑)」
A「仕事、忙しい？」
「ん〜、新曲出すからね〜。
韓国の分と日本の分と両方考えなきゃ
いけないから、結構忙しい」
A「そっか〜、大変だね」
「最近は缶詰だからね〜(笑)
でも、大変だけど楽しいよ」
A「好きな仕事だもんね？(笑)」
「うん(笑)」
今日は、笑って話せる。
やっぱり…
笑って話すのが1番いい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翼 - この物語のテソンが1番大好きです。お仕事と両立大変かと思いますが楽しみに更新待ってます。 (2018年4月5日 19時) (
レス) id: 6a4a62ddec (このIDを非表示/違反報告)
ラビット(プロフ) - てんさん» てん様、コメントありがとうございます！ノロノロ更新ですが、また楽しんで頂ければと思います！よろしくお願いします(^▽^) (2017年1月17日 2時) (レス) id: 6b8010372d (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - また戻ってきてくださって、とても嬉しいです( `▽´ )v お話はなんだか雲行きが怪しいですが...。この先どうなるのか、楽しみに待っています！ (2017年1月14日 18時) (レス) id: 1e8482c910 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ - 更新まってまーす！ (2016年9月2日 23時) (レス) id: 3d4f262b02 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 更新お願いしますー！ (2016年3月24日 7時) (レス) id: 192f44ce23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラビット | 作成日時：2015年11月26日 3時
