You。 ページ16
翌日の朝。
今日は土曜日だ。
みんなのご飯を作る日。
起きたらジヨンから
Lineが届いていた。
『今日は俺の家だから！
今日、ヨンベいないから4人ね！
今日は昼から家にいるから
来れる時間に来い！』
…来れる時間って(笑)
夕飯だから、やっぱ6時位よね？
私は『6時に行く』と
返信した。
いつも通り、掃除を済ませ
買い物に行く。
今日は…
心なしか、気持ちが軽い。
これは、何だろう。
吹っ切れたって事なのかな…
いや…
吹っ切れたと言うよりも、
楽になれる方法が見つかったから…
かもしれない。
ジヨンのおかげだな。
多分、ジヨンとのデートがなければ
こんな考えにはなってない。
そろそろ潮時なんて
思いもしなかっただろう。
みんなに言うべきか…
ダメだ。言っちゃダメだ。
どこ行くの？とか聞かれたら
マズイ。
教えたら元も子もないじゃん。
最後まで、黙っていよう。
6時少し前に家をでて
ジヨンの家に向かった。
何度来ても、大きいわ
この家(汗)
あと…1回、2回くらいかな
ここに来るのは…
そう思いながら、部屋のベルを押した。
ジ「お疲れ〜(笑)」
「お疲れ様(笑)」
ジ「まだスンリ来てないけど
テソンとヒョンはいるよ〜」
「じゃぁ、すぐ準備始めるね」
そう言って部屋に入っていく。
テ・タ『お疲れ〜」
「お疲れ様〜(笑)
すぐ準備するから待っててね」
私は荷物を持ったまま
キッチンへ直行。
すると、いつもの様に
キッチンに来るテソン。
テ「今日はなに？」
「今日はチャプチェとキムチチゲと
野菜炒めだよ」
テ「僕たちの好きな物ばっかり」
そう。
今日は、今まで作ったもので
人気だった3つを作ることにした。
「今日も見るの？(笑)」
テ「うん」
ゆうやの件があった日から
テソンに会うのは今日が初めて。
あ、初めてではないか。
翌日にご飯作ってるし…
でも、それからは会っていない。
電話はあったけど…
『楽しんでね』の電話が。
でもテソンは、そんな事で
落ち込んだ私を知ってるはずもない。
今まで通り、笑って話せれば
それでいい。
なぜかテソンは笑ってくれないけど。
黙って後ろで見てるだけ。
「どうしたの？」
テ「何が？」
「なんだか、今日はおとなしいから(笑)」
テ「…別に、普通だけど」
なんか不機嫌だな…
せっかく笑って話そうと思ったのに。
「そ？ならいいけど(笑)」
私は、あえて笑って話す。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 241人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翼 - この物語のテソンが1番大好きです。お仕事と両立大変かと思いますが楽しみに更新待ってます。 (2018年4月5日 19時) (
レス) id: 6a4a62ddec (このIDを非表示/違反報告)
ラビット(プロフ) - てんさん» てん様、コメントありがとうございます！ノロノロ更新ですが、また楽しんで頂ければと思います！よろしくお願いします(^▽^) (2017年1月17日 2時) (レス) id: 6b8010372d (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - また戻ってきてくださって、とても嬉しいです( `▽´ )v お話はなんだか雲行きが怪しいですが...。この先どうなるのか、楽しみに待っています！ (2017年1月14日 18時) (レス) id: 1e8482c910 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ - 更新まってまーす！ (2016年9月2日 23時) (レス) id: 3d4f262b02 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 更新お願いしますー！ (2016年3月24日 7時) (レス) id: 192f44ce23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラビット | 作成日時：2015年11月26日 3時
