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授業が終わって
教室をとびだして、隣のクラスへ
A「…えーと、海君海君は…」
見つけたのは友達と話す海君の姿
やめとこ、今日は1人で食べよ
自分勝手で、嫌になる
海「Aちゃん、どこ行くの」
A「海君、」
海「俺のクラス来るなんて、珍しいね。何かあった?」
A「あ、今日は2人で食べれないかな…なんて」
海「佑亮と何かあった?」
A「ちょっと…でも、2人が付き合ったんだし、いつかこうしようと思ってたんだよね」
海「そっか、じゃいつもの階段?」
A「そうしよっか」
海「購買寄っていい?」
A「うん」
海「さんきゅ」
A「何買うの?」
海「ん〜何にしよ」
A「お昼?」
海「うん」
A「そっか」
購買の列はすごく長い
何も買わないけど海君の横に
並ぶ
人混みに呑まれて海君が遠のいていく
やばっ、はぐれちゃう
急に手を握られる
A「わっ」
海「まったく離れんなよ…」
A「ご、ごめん。」
海君に抱き寄せられるみたいに
なる。
ドキドキしてきた。
ギュッと目を瞑っていると
気づけば列の外
海「大丈夫?」
A「うん、大丈夫」
海「はい、」
海君が私にジュースを渡した
A「あ、ありがとう」
海「どーいたしまして」
海君が私の顔をのぞき込む
海「すっごい暗い顔してんじゃん」
A「う…」
海「大丈夫?」
A「うん…」
一方的にキレただけなんて
言えない
なんでこう、ヒステリックに
なっちゃうのかな…
海「階段で食べるのも恒例に
なりそうだな」
A「そうだね〜」
海「冬とか寒そうじゃない?」
A「中庭も寒いよ?」
海「たしかに」
A「でしょ」
海君が笑う
つられて私も笑う
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ろく(プロフ) - めるてぃ*さん» いやいや本当のことですから(o´艸`) (2016年12月21日 0時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
めるてぃ*(プロフ) - ろくさん» そんなこと言って言って頂けて光栄です( ; _ ; ) (2016年12月19日 0時) (レス) id: 5f3655955a (このIDを非表示/違反報告)
ろく(プロフ) - めるてぃ*さん» めるてぃさんの作品最高に好きです(o´艸`) (2016年12月16日 18時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
ろく(プロフ) - KTさん» こんな具体的にありがとうございます!!すごくいいです(o´艸`)参考にさせてもらいます〜! (2016年12月15日 22時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
めるてぃ*(プロフ) - ろくさん» 読んでくださったんですか( ; _ ; )嬉しいです( ; _ ; ) (2016年12月15日 22時) (レス) id: 5f3655955a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろく | 作成日時:2016年12月4日 10時