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3話 ページ3

「ん、んん、」


暖かい布の上で身を捩った感覚がする
眩しい光に当てられている気がして目を開けた


またもや知らない天井 どこかの建物のようだ


ここは元の世界がはたもやまだ夢の中か



目を開けたままぼーっと考え事をしていると

ガタッと隣から音がした




「あれ、起きた?!」



その人は顔を覗き込んできて微笑んでくれた



上半身を起き上がるのを手伝ってくれる、



その人に頼りながら若干痛む体を起き上がらせた





「大丈夫?すごい派手に落ちたんだよ」



白めの長い髪 でもそこから覗く顔は優しそう
穏やかな喋り方で語りかけてくる超高身長
これは間違いなく



「バ、ラム先生..」


「そう、記憶は飛んでないみたいだね良かった」



先生は私の隣の椅子に座って頭を撫でた


正直この世界での自分の顔すら見てないのに撫でられるのはキャパオーバー 言語とんだ



「Aさんが生物を庇って植物塔から落ちたって聞いて駆けつけたんだよ」
「そうなんですね」



心の優しい子という設定の様だしこっちでも
何かを庇って大怪我を負いそうになったと言うのは
変わりないようだ






ていうかちょっとまってバラム先生今なんていいましたか





「駆けつけた、?」



「そう、近くにいた僕が救助に向かったんだけど遠くてキャッチは出来なくて怪我させちゃって、だから保健室のピス先生が」





お話を聞くとピス先生は私の怪我の状態を上に報告しに行ってくれているらしい

だから一人だったのか、納得



「プルシェンコ先生が今いらっしゃらないから帰ってきたら君の回復をするね、その後はカウンセリングでツムル先生と僕が着くよ、大丈夫かな?」



「え、あ、はい」




それをいって撫でるのを止めると先生は僕はツムル先生を呼んでくるといって席を立った




結果私は保健室に一人になった

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めがね - ほんとかわいい、大好き。マジで天才すぎます!イフリート先生出てくるの神ですか⁉︎更新楽しみにしてます‼︎ (4月9日 12時) (レス) @page33 id: b6f88a6761 (このIDを非表示/違反報告)
おみじゅ - 教師陣が好きなので助かります!更新頑張って下さい! (3月19日 20時) (レス) id: 02910e26c1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 更新待ってます! (3月5日 18時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - りんさんありがとうございます!では一日に3にしてみます、!いつもありがとうございます、 (3月2日 13時) (レス) id: 41aa473ff8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 多分一日に1〜3ぐらいが読みやすいと思います!ステラさんのお好みでいいと思いますよ! (3月2日 0時) (レス) @page16 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ステラ | 作成日時:2024年2月29日 17時

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