No.017 ページ19
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『シンプルな、…普段の私を見て欲しくて、この服を選びました』
それじゃあ、とカーテンの向こうに戻るとなんだか心臓がバクバクして収まらない。
あさみ「A?どした?」
『あさみ、…なんか変かも』
あさみ「え?」
『ある人と目が合ってからすごいドキドキしてる』
あさみ「…そうかぁ笑」
『ねぇ笑わないでよ…』
あさみは楽しそうにニヤニヤ笑いながら私の肩を叩いた。
あさみ「まぁ頑張れ!笑」
『もぉ〜』
女子の私服披露は終わり。次は男子で男子も終わった。
その後リビングに集まり旅のしおりをあさみが読む。
あさみ「“旅のしおり”」
ドキドキと胸が高鳴る。今日は何が起こるんだろう。
あさみ「“午前と午後は海で自由に遊んでください。ただし、お互いの水着は男子がジャンケンをし、勝った人から相手を決め、一緒に買いに行ってください”」
なな「えー!楽しみ!!」
壱馬「海やって、やばいな」
慎「やばいっすね」
あさみ「“そしてディナー。男女全員がゲームをし、勝った人が好きな人を誘い2人きりでディナーをすることが出来ます。負けた人達は部屋に戻り全員でディナーをしてください”」
北人「…ってことは、ディナーの時にめちゃくちゃ仲深められるってこと?」
壱馬「重要やな」
まみ「なんかドキドキする」
めい「選んでもらいたいなぁ」
あさみ「…旅のしおり、今日の分は、終わりです。」
よし、とみんなが気合を入れる。
─────────煌めく海が、暑い。
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時