No.016 ページ18
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──────2日目
同部屋のあさみと着る服を選んで、着てみて案外思ってたよりもタイプが違うんだな。と思った。
あさみ「なんかAのイメージと違ったかも」
『ほんと?』
私の服はTシャツに短パン。ぺったんこのサンダル。髪の毛は長い明るい髪をアップにしてポニーテールにした。
アクセサリーはシルバーで統一して、メイクは昨日の制服時よりもちょっと薄めで。
あさみも似たような格好で、私が白のTシャツなんだけど、あさみは黒のTシャツで短パンに厚底のサンダル。
ショートの髪を片方だけピンで止めて、メイクは薄めで大人っぽく。
あさみ「あー、早く北人くんに会いたい」
『なんか凄いね』
あさみ「えぇ?」
『出会って一日目で好きになれるのって』
あさみ「んー、なんか、初めて会った時運命だって思ったんだよね」
『運命?』
あさみ「そう。だから、この機会逃したら私、もうあんなに素敵な人と出会えないかも。…でもまぁまだまだ知らないところ沢山あるから、知り尽くしたい。」
『…私も、運命の恋が出来るといいなぁ』
しみじみとしているとスタッフさんに呼ばれて私服披露をすることになる。
男子たちはまだ寝巻きの姿らしく、女子から披露するらしい。
青い春編のように一人一人名前を呼ばれてコーデを紹介するらしい。
めいは可愛くオフショルダーの白でジーパン、ヒール。
りかは長い髪を横に流してレース生地のフワフワしたオフホワイトのトップスにスカート、サンダル。
まみは大人しめでワンピースにサンダル。
ななはタンクトップにカーディガン、短パン、運動靴。
みんな、可愛い…
あさみが呼ばれ最後が私だ、と、前に出る。
「「「「「Aちゃーん!」」」」」
名前を呼ばれてカーテンをあけ、外に出る。
太陽が、眩しい。キラキラする。
そして1番に目が合ったのが、夏喜くんだった。
夏喜「やばい、めちゃくちゃ可愛い」
目を見て真っ直ぐに言ってくれたその言葉がなんだか照れくさくて下を向く。
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時