好きになる。

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この前も…


てつやの家で、御曹司とかとしみつやさとちんとか色んな子含めてゲームをしてて、
私が御曹司に


A 「ぞーしって彼女作る気ないの？」

ぞーし 「ゲームが彼女だし、絶対俺と付き合いたいって思ってくれる子いないよ」

A 「そうー？一緒になってやってくれる子とかいそうだし、
意外とお付き合いし始めたらぞーしもその子が好きでたまらなくなったりしちゃうんだろうなぁ…」

ぞーし 「じゃあAちゃんがなる？」

A 「ん？私？私でつとまるかなぁ…」


ちょっと冗談混じりでそんなやりとりをしてたら、
横からてつやが入ってきて


てつや 「それ本気で言ってるの？」

A 「本気？」

てつや 「ぞーしと付き合うって…」

ぞーし 「てつや、俺がAちゃんと付き合うわけ…」

A 「そうだよ！ただの冗談を言ったお話であって…」

てつや 「だよな。いや、それならいいんだよ。
うちの可愛い子をぞーしなんかに取られたらたまったもんじゃないからさ」

ぞーし 「いつからお前のなんだよ」

てつや 「俺のじゃないけど、手放したくない存在ってあるやん」


みたいなことがあったり、
撮影帰りもてつや家から近いからって送ってくれることが増えて
必ず私の家前についたら、
頭をポンポンするか撫でてくれて


てつや 「サポートしてくれるAも好きだけど、
やっぱそうじゃないAがいいなー」


なんて言ってくれたり、心臓が何個あっても足りないんじゃないかって思うことが多い。
これをさとちんに話したら、
もうそれ好きじゃん！Aも気になってきてるんだね！
って言われるし、変に意識してしまう…。


そんな最近あったことを思い出してると、


てつや 「編集終わったんだけど」

A 「あぁーうん！早いなぁ…とりあえず確認して、
バディさんに報告するね。お疲れさんっ」

てつや 「あーい」


仕上がった動画で、さとちんととしみつの報告を見ながら
てつやの隣で笑って過ごせる人がいつかこうやって現れるのかなと思い胸がチクリとした。


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