７１° ページ21
．
LINEで送られてきたお店に行くと、お待ちしておりましたと店員さんが案内してくれた。
「待たせちゃった？ごめんね」
臣「ん、大丈夫。今来たとこ。
こっちこそごめんな、呼び出したりして」
「うん…」
剛典、怒らないかな？
臣「あー、岩ちゃん？
心配しなくても言ったりしてないよ
まあ、サプライズだから言ったら駄目なんだけど」
「そう、だよね…
サプライズ終わったら会ってたこと言っていい？」
臣「いいよ。
岩ちゃんに怒られそうだな〜 (笑)
そんなに岩ちゃん好きなんだ？」
「隠し事はしたくないの…
いくら臣くんだからって、一応元カレ…だし…」
臣「一応じゃなくて正真正銘の元カレ (笑) 」
そう言って笑う臣くん。
今日は飲み過ぎないようにしよう。
酔い潰れて臣くんにお世話になるなんてそれこそ剛典への裏切り行為
．
臣「で、サプライズなんだけど
Aの旅館に泊まろうと思って」
「そんなに近場でいいの？」
臣「マネージャーに確認したらみんな忙しくてスケジュールが割とキツキツで一泊二日くらいしか取れないんだよね。
一泊二日で行けるとこは沢山あるけどみんなにはゆっくりして欲しいから近場のほうがいい」
「ウチは全然大丈夫だよ。
“お客様”ですので！」
臣「よかった。
じゃあ一ヶ月後の水曜日から木曜日でお願いしていい？」
「かしこまりました」
ってことは剛典も来るのかぁ。
ちょっと楽しみ
「でも、一般のお客様の制限はできないと思う」
臣「それは全然大丈夫
貸切の旅館よりお客さんがいるほうが旅行感あるし？」
「露天風呂は３０分くらいなら貸し切れるけどどうする？」
臣「んーじゃあそれはお願いしようかな」
「了解です」
仕事用のメモ帳にどんどん書き足していく。
臣「あと夕飯と朝飯は旅館で」
「うん、わかった」
臣「ハイ、じゃあ仕事の話は終わり
せっかくこっちに出て来てくれたんだし楽しく飲もう」
「…うん」
臣くんがパン！と手を叩いた。
少しだけでしょ？
少しだけ、
楽しもう
．
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ﾊﾞﾝﾘ。(プロフ) - いえいえ！ 忙しいのはお互いなんですから！ ですよね、、テスト多いし(･･; はい！！ (2017年7月1日 18時) (
レス) id: ed18e1cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞﾝﾘ。(プロフ) - いつも更新されて「更新してる！」ってすっごい嬉しくなってから読みます笑 このお話めっちゃ好きです！！ 私も受験生なので、忙しい気持ちすごいわかります。 更新する暇ないですよね、私もなんです。笑 お互い更新と受験生頑張りましょうね！ (2017年7月1日 11時) (レス) id: ed18e1cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあむ
| 作成日時：2017年3月6日 17時
