６１° ページ11
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琴「はい、全部教えて」
いつものように話し始めようとした瞬間、私の前に立ちはだかる琴。
そんな急かさなくても…
通ろうとしても手を広げて塞がれたため、仕方なくあったことすべてを話した
琴「えっ、また亜嵐さんと出会ったの？！
しかもそれ疑われてんじゃん！！」
「疑われてる？」
琴「亜嵐さんのこともそうだけど登坂さんのこと！
岩田さんにまだ好きだって疑われてんじゃない？」
「え…やっぱそうかな…
なんか怒ってた気もするし…」
琴「はぁ？もうほんとバカ。
さっさとそれに気付いて、機嫌取り直さないと！
せっかく掴みかけた幸せ逃げちゃうよ！」
「や…剛典だけが好きだって言ったよ？
そしたら俺もって。」
琴「
そりゃそうでしょ！」
さっきからなかなか厳しい言葉をかけてくる琴。
まぁ言ってることは全部ド正論で何も言い返せないんだけどね？
琴「これだから初恋が高校生のオジョーサマは！」
「いいじゃんか初恋が高校生でも〜」
琴「今はそんなことどうでもいいの！」
ピシャリと言い放った琴さん。
…どうでもいいって！
琴「あんたね、もういい歳なの。三十路なの！
相手を選んでる場合じゃないの、分かってる？」
「はい…」
始まった、琴の説教タイム。
琴「年下の将来性ある金持ちイケメンが自分のこと好いてくれてるのよ？？このオバサンを！」
オバサンって…
でもここでそれを言ったらまた長くなりそうだから黙っておこう
琴「なのに何でAは確実にゴールへと向かってるのに寄り道しちゃうの！」
「すいません…」
琴「私だってね、Aに幸せになって欲しいだけなの。
辛い思い沢山してきた分、今度は幸せになってほしい。
登坂さんに恋するな、なんて言わない。
…まぁ言ってるようなものなんだけど
とりあえず、私はAに幸せになって欲しい。
だから、岩田さんとのことを応援してるの。
叶わない恋をいつまでも想い続けるより新しい人を好きになった方が幸せになれると思う。
それでもAがそっちを選ぶって言うのなら私はこれ以上何も言わない。
…いつもキツイこと言ってるけど、全部Aのために言ってるの。
分かって…？」
珍しく弱々しい琴に胸がズキンとなる。
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ﾊﾞﾝﾘ。(プロフ) - いえいえ！ 忙しいのはお互いなんですから！ ですよね、、テスト多いし(･･; はい！！ (2017年7月1日 18時) (
レス) id: ed18e1cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞﾝﾘ。(プロフ) - いつも更新されて「更新してる！」ってすっごい嬉しくなってから読みます笑 このお話めっちゃ好きです！！ 私も受験生なので、忙しい気持ちすごいわかります。 更新する暇ないですよね、私もなんです。笑 お互い更新と受験生頑張りましょうね！ (2017年7月1日 11時) (レス) id: ed18e1cfc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあむ
| 作成日時：2017年3月6日 17時
