私の恋5 ページ6
「どうした?優…」
「あ、ちょっと言いたいことがあって」
鼓動が速くなるのがわかる。
なんだろう、この緊張感。
私の顔つきは今きっと真剣だろう。
「A…そんな緊張する必要ないよ?」
「はぇ?」
体全体の力が抜ける。
「あのー、朝のことなんだけど、
俺多分Aがいなかったら大変だった、
毎日遅刻だった。」
「ん?」
「んー、だからっ
起こしてくれてありがとうってこと!」
「ああ、そういうことか」
「うん。ありがとうね、ほんと。」
優が にかっと笑う。
それと同時に、胸が高鳴る。
「ああ、別に大丈夫だよ。明日も家行くね」
「うん。わかった。じゃあな」
と言って、優は自分の席に戻った。
「もう少し、話したい…」
優ともっと話していたいなんて
昔ではあり得ないことだった。
私のなかで、優に対する
感情が変わっていくのに
気づのはまだ先のことだった。
こんなこと考えたのはじめて。
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恋わるつ - 鮭さん» ありがとうございます〜! 嬉しいです(*´`) (2014年12月13日 21時) (レス) id: fe4d26d91a (このIDを非表示/違反報告)
鮭 - 凄く面白いです! (2014年12月6日 6時) (レス) id: 1d0a83453c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋わるつ x他1人 | 作成日時:2014年6月21日 1時