336：あの日の真実 ページ43
-バロside-
JN「なんか…昔、保健室で寝てる時に
おでこにキスされた事があるみたいで、
ファーストキスよりもその時の方が
記憶に残ってるって言ってた…」
その話しを聞いた俺は内心焦っていた。だって、保健室でおでこにキスってまさか…
いや…でもあの時確かAは眠っていたはずだし、その後だって普通だったし、
俺がキスした事には気づいてない…と思ってたけど、まさか…あの時起きてたとか?
GC「ねぇ!!でもその話しって
なんかバロヒョンの話しと似てない?」
いきなりチャニに話しを振られてビクッと動いた俺の肩
GC「ねぇバロヒョン、ヒョンも中学の時に
保健室で寝てる子にキスしたのが
ファーストキスだって話してたよね?」
BR「え……まぁ…そうだけど…」
GC「やっぱりー!!似てると思った」
どうしてチャニがその話しを知ってるのか一瞬驚いたけど、
そういえば取材の時に自分でその話しをした事を思い出した…
と同時に、もう昔の事だからと思ってその話しをしてしまった事を後悔もした。
ファーストキスって聞かれて1番に思い出したのがその時の事だったから話したけど、
今思えばマズイ事をしてしまったみたいだ
GC「あっ、でも違うか…
バロヒョンはファーストキスだから
おでこじゃなくて唇にしたんだもんね?」
BR「えっ?…あ、当たり前だろ」
今さらキスしたのは唇じゃなくおでこでした。なんて恥ずかしくて言えなくて、
しかも、もし本当の事を言ったら相手がAだってバレてしまいそうでとっさに嘘をついた俺
SD「中学の時彼女居なかったくせに!!
いつキスなんてしたんだよ!!」
BR「う、煩いな…お前が知らないだけで
モテてたんだから仕方ないだろ」
JN「バロは沢山の女の子泣かせてそうだな」
SD「本当だよっ!!バロに振られて
何人の子が泣いて去っていったか…」
良く言うよ…お前はいつもAを泣かせてたくせに…なんて、思い返すと腹が立つ
GC「バロヒョン…
女の子を泣かせちゃダメだよ?」
BR「泣かせてないっつうの…」
俺はいつもAしか見てなかったっつうの…
CN「おーい、話しはそれくらいにして
順番にお風呂入らないと
また最後のやつが遅くなるぞ」
GC「今日は誰が1番だっけ?」
SD「僕だよ!!入ってくる!!」
そう言うとサンドゥルはバタバタと用意をして風呂へ消えていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のん | 作成日時：2017年4月8日 21時
