やっぱり、好きなんです【Fischer's】【2】

＊66【SilkRoad Side】 ページ21

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タクシーで俺ん家まで帰ってきて、さっき言われた二つのことを考えなきゃいけないことになった。






俺の意見としては、
名前はもう『ふぇりす』にして、『ふぇりす』がU-FESでUUUM加入からの、Fischer's加入でいいと思う。




Aちゃんの意見は、
きっといつかは『ふぇりす』ということがバレるのなら、もうそれでいいらしい。
U-FESを知らないから、どちらでもよいらしい。笑






マサイの意見は、
名前はどちらでもいいらしい。
発表はせっかくならU-FESで撮ってやりたいらしい。笑









シ「じゃあ発表はもうU-FESでいいな笑」





そういうことだ。






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そのとき、Aちゃんが少し寂しそうな顔をしているのを見逃さなかった。




シ「どした？」



『い、いや、なんでもないです』




シ「それはなんでもある時に言うセリフな笑なんでも言ってくれよ」







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『私、ホントにこの選択で合ってますかね？』









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友達に裏切られた過去があるAちゃんには、たしかに多少辛い選択かもしれない。

また裏切られるんじゃないか、

また何処かで置いていかれるんじゃないか、

またいつの間にか嫌われるんじゃないか。





シ「まぁ確かに俺たち7人は幼稚園とか小さい頃からの馴染みで一緒に過ごしてる時間は全然違うけど、俺はこれまでとこれからは違うからそれはさすがに覆せない。
だけど、それが合ってるかとか間違ってるとか、そんなもん誰にも解らないから、イマを生きればそれでいいと思うけどな。」





Aちゃんは、決意と涙のこもった目で頷いてくれた。






☆☆☆



ふぇりすちゃんの唄シーンを出したい()

羽流

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