やっぱり、好きなんです【Fischer's】

＊14【Peketan Side】 ページ17

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シ「なぁぺけ」





ぺ「なにー？」





シ「最近さ、ランニングしてると海の浜辺で唄歌ってる女の子がいてさ！」








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前にシルクから話をきいていた。







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ぺ「へぇ！何の唄歌ってるの？」





シ「合唱の曲めちゃ歌ってるんだよ！すっげぇ声綺麗でさ！」








興味はもちろんあった。


どんな合唱曲を歌ってるの？とか、何時くらいにいるの？とか。







ぺ「へぇ！俺も会ってみたいなぁ笑」




シ「そしたら俺とランニングだな！(ﾍﾍ」




ぺ「お前みたいにショートスリーパーだったら多分行けるんだけどなぁw」










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シルクに連れられて行ったら、たまたま、そこに彼女はいた。









確かに声は綺麗だったし、唄は上手かった。








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だけどどこかその歌声は寂しかった気がしたんだ









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俺は確かにその声に一目惚れならぬ、一聴き惚れをした。









一緒に歌いたいと心の底から思えたんだ。









でもそんな自分の事だけ考えてるようじゃダメだからこれは俺の胸の中にそっとしまっておくことにした。









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そういえばモトキもAちゃんがふぇりすなんじゃないかって話してたっけか






まだAちゃんの歌い方とかを熟知した訳じゃないからハッキリしたことは俺も実際わからないんだけどさ。









もう1回だけAちゃんの唄が聞きたい。






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