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蓮「じゃあ根本的な話をしよっか｣
『？』
蓮「Aは俺が嫌い？」
『は？』
蓮「早く答えて」
優雅に私を見る目黒は笑みを浮かべている。
根本的っていうか次元が違う話になってない？
『き、嫌い…です。』
もう殺される覚悟で目黒に言えば。
予想外にクスクスと笑いだした。
蓮「俺はAが好きなんだけどな」
『そういう期待させるような発言ばかり言ってたら刺されますよ』
蓮「Aにしか言わないし大丈夫」
『そ、そういうところが嫌いなんです！』
蓮「顔真っ赤にして、説得力ないよ」
もう完全に目黒のペースにのまれている。
こんな言葉で赤くなるなんて。
蓮「ねぇA」
頭上から聞こえた目黒の声に視界に入る高そうな革靴。
つられるようにして目線とともに顔をあげれば艶やかに笑みをもらす目黒がいた。
蛍光灯の影になった顔が妙な色気を出す。
目の前には目黒。私は椅子に横座りして窓に背を向けている状態
右には背もたれ。左には机。
逃げ場がないことに少々焦る私。
ふいにクスっと笑いだした目黒。
蓮「何焦ってんの」
『べ、別に』
心を読まれたかのような発言に余計そわそわしてしまう。
さらに間を詰めようと目黒は窓に片手をついた。
やばい。なにがやばいかいまいちわかんないけどヤバい！
目黒がこんなに楽しそうに笑ってるんだから“そういうこと”を考えてるに違いない。
私は椅子から立ち上がって逃げ出そうとした…が
『！』
蓮「逃がすとでも思った？」
満面の笑みで目黒はもう片方の手も窓についた。
つまり…
私の顔の両脇に目黒の腕が固定されていて逃げるどころか距離さえ失いかけてる状態。
『じょ、冗談はこのくらいにしましょうよ』
蓮「ん？冗談がよかった？」
よかった？てことは、、、冗談ではないということですか？
私の目の前のサディスト野郎を渾身の力を込めて睨みつけた。
蓮「誘ってるの？」
『違います』
蓮「ここがどこだか分かってるよね？どういうことするのかも」
すぐ目の前の綺麗な顔。
息がかかるほど近づいてくる目黒に頭が追いつかない。
これはまたキスをされそうになっているのだろうか。
私は身の安全を確保するために目黒の胸を必死に押し返す。
『離れて！！』
蓮「…何プレイ？」
『ち、違いますから！』
こいつと話してると全てアダルトな方向に話を持っていかれる。
最低、と呟けば笑顔でありがとうと返された。
どこまでもムカつく野郎だ。
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そらね(プロフ) - この作品の番外編のパスワード教えて欲しいです (4月2日 17時) (
レス) id: cf6d888cb7 (このIDを非表示/違反報告)
美心(プロフ) - 大野桜さん» 主さんじゃなくてすみません！魔法のiらんどっていう小説のサイトの椿ハナ先生です! (1月26日 22時) (レス) id: 02fb374d70 (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - オマージュってことは、原作があるんですよね…？めめさんに置き換えて更新してくださる大谷さん作品を心待ちにする間に、原作さんの他作品が読みたくなりました…！ぜひ、元ネタ知りたいです🙏最後に、ご体調お気をつけて、無理ない範囲で更新をお待ちしてます！ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！最新話にコメント欄がなかったので、こちらから失礼します🙏ネタバレしない程度に、、毎度強引なめめさんにキュン超えてギュンギュンしてます♡ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - こんばんは。いつも更新をとても楽しみにしています！続きも気になってしょうがないです！もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2020年5月3日 2時) (レス) id: 1762eb9ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大谷
| 作成日時：2019年10月4日 15時
