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『もう、目黒さん怖いです』
蓮「なにが」
『いつも作り笑いのくせに怒ると無表情になるし』
蓮「怒ってるんだから当たり前だろ」
『なんで怒るんですか』
蓮「ほんとにわかんないの？」
『はい』
蓮「呆れた」
嫌がらせとしか思えないような強さで私の顔を拭く目黒の手首を手探りで掴む。
自分から遠ざけようと目黒自身の方に押し返す、が。
蓮「誰がそんなことしていいって言った？」
『は、反抗期でして…』
渡辺さん、、、、ありがとうございました！
今あなたの言葉が私を救いました！
蓮「そ、それならしょうがない。」
『そ、そーですかね』
あはは、なんて場違いにも程がある笑いを溢す私。
蓮「ま、反抗期とかどうでもいいけど」
『わ、痛っ！痛いです！！』
顔にハンカチをかけられ、視界が黒に染まる。
ついでにデコピンまでくらった。
蓮「んで、俺はなんで怒ったんだと思う？」
『っ！』
耳元で熱っぽい吐息をはきながら囁かれた。
それに馬鹿みたいに反応する私。
目黒が笑ったのがわかった。
『だからわからないですって』
蓮「じゃあヒント、俺はAにキスしたよね」
『…』
蓮「ね？」
『…はい』
一気に耳元にさらに近づいた目黒。
びくり、と驚きに震えた私の目にかかっていたハンカチが落ちた。
そこには予想通りの光景があった。
私の肩あたりに顔を近づけ、腕は椅子の頭の部分にのせて身を乗り出している。
ちょ、この体勢。いろんな意味で危ない！！
『め、目黒さん！？近すぎません？』
蓮「気のせいじゃない？」
『え、違うと思いますけど』
一番気になるのは右手の場所。
体のバランスを保つためか足に触れる位置にある。
恥ずかしくて気が狂いそうなんですが！！
『えっとあのその目黒さんは女の人に慣れてるかもしれないですけど私は男の人と、その』
そこで言葉に詰まった。
自らこの状況を言葉にするということ自体恥ずかしすぎる。
蓮「その？」
続きを促すように私の言葉を反復する目黒はすごく意地悪だと思った。
こいつ、本当にサディストだ。
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そらね(プロフ) - この作品の番外編のパスワード教えて欲しいです (4月2日 17時) (
レス) id: cf6d888cb7 (このIDを非表示/違反報告)
美心(プロフ) - 大野桜さん» 主さんじゃなくてすみません！魔法のiらんどっていう小説のサイトの椿ハナ先生です! (1月26日 22時) (レス) id: 02fb374d70 (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - オマージュってことは、原作があるんですよね…？めめさんに置き換えて更新してくださる大谷さん作品を心待ちにする間に、原作さんの他作品が読みたくなりました…！ぜひ、元ネタ知りたいです🙏最後に、ご体調お気をつけて、無理ない範囲で更新をお待ちしてます！ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！最新話にコメント欄がなかったので、こちらから失礼します🙏ネタバレしない程度に、、毎度強引なめめさんにキュン超えてギュンギュンしてます♡ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - こんばんは。いつも更新をとても楽しみにしています！続きも気になってしょうがないです！もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2020年5月3日 2時) (レス) id: 1762eb9ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大谷
| 作成日時：2019年10月4日 15時
