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そうきたか、そうだよね。
上から嫌味を言われたのは私と目黒のせいだし、
その足りない部分を補うのも必然的に私たち。
渡「仲いいよね、お前ら。俺も仲間に入れろよ」
『私抜けますんで、お二人で仲良くして下さい』
渡「やっぱ反抗期か」
『もうなんでもいいです。』
気の抜けた声でいってらっしゃい、という渡辺さんの声を背に、私は課を出た。
廊下を歩きながらため息。ついでに肩も落とす。
重い足取りで入り口に向かえば、嫌でも目に入るうざい光景。
「大丈夫でしたか？昨日すごい心配しちゃって」
蓮「心配ありがとう。でも全然大丈夫だから」
「田中さん、でしたっけ。ひどくないですか？」
蓮「ん？何が？」
「目黒さんを危ない目に合わせるなんて最低(笑)」
笑顔を振りまく目黒とそれに甘える女。
私が悪いのかよ。
私に気付かず目黒のスーツの裾をちょこんと掴む女。
はいはい。
背中を向けているので顔が確認できない。
目黒は、というと。
どうやら私に気付いたらしい。
蓮「そんなことないよ。俺が勝手に庇っただけだから」
「えー？さすがだけど嫉妬しちゃいます〜」
ぞわっと背中を悪寒がかけ上った。
その話し方はなんなんだ！
無駄に可愛子ぶろうとするなよ。
くねくねやめろ！年齢にふさわしい話し方にしてよ。
思わず眉を寄せる私にクスリと目黒は笑った。
それに怒り奮闘した私は2人に目もくれずに横を通り過ぎようとした。
が、叶わなかった。
蓮「Aシカト？」
『……いえ、急いでいたもので』
女は私を見て思いっきり嫌そうな顔をした。
たしかにかわいい。
そんな怖い顔したら台無しだけど。
呑気にそんなこと考えていると。
蓮「俺はAを待ってたのに」
『は？』
蓮「翔太くんのやつで行くんでしょ？車乗せてく」
『いや、だ、大丈夫です』
乗せる、という単語が出た瞬間に目黒の裾を掴んでいた女の子が怒りを露わにした。
ちょ、ヤバイでしょ。
かなり敵対心むき出しにしてきてるって！
怖い怖い超怖い。
それを知ってか知らずか目黒はにこやかだ。
蓮「一台で済むならそれに越したことないだろ」
『それはそうですけど』
私はどす黒いオーラを纏う女の子の様子を確かめながら返事をする。
それを見た目黒は、、、
蓮「じゃあ決まり」
女の子の手をそっと離すと私に近づいた。
蓮「ほら何してんの、行くよ？」
『は、はい…』
最後までものすごい視線を(もはや殺気)背中に感じながら署をあとにした。
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そらね(プロフ) - この作品の番外編のパスワード教えて欲しいです (4月2日 17時) (
レス) id: cf6d888cb7 (このIDを非表示/違反報告)
美心(プロフ) - 大野桜さん» 主さんじゃなくてすみません！魔法のiらんどっていう小説のサイトの椿ハナ先生です! (1月26日 22時) (レス) id: 02fb374d70 (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - オマージュってことは、原作があるんですよね…？めめさんに置き換えて更新してくださる大谷さん作品を心待ちにする間に、原作さんの他作品が読みたくなりました…！ぜひ、元ネタ知りたいです🙏最後に、ご体調お気をつけて、無理ない範囲で更新をお待ちしてます！ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
大野桜(プロフ) - いつも更新楽しみにしています！最新話にコメント欄がなかったので、こちらから失礼します🙏ネタバレしない程度に、、毎度強引なめめさんにキュン超えてギュンギュンしてます♡ (2023年3月19日 0時) (レス) id: be8750cf5c (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - こんばんは。いつも更新をとても楽しみにしています！続きも気になってしょうがないです！もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2020年5月3日 2時) (レス) id: 1762eb9ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大谷
| 作成日時：2019年10月4日 15時
