第5話 〜魔王さまのお着替え〜 ページ7
春尾 Aside
何でだ?何でなんだ?
何で、騎士くんが勇者…、
それも剣聖になっているんだ……??
ぐるぐると思考が駆け廻る
僕はどうしようも無くなって薄暗い魔王城の1番、
豪華絢爛な最上階にのぼり
目も見張る程美しく大きいシャンデリアの下でぐるぐると急ぎ足で同じところをまわり、歩き続ける
「どうしてだ…
どうしてなんだ…
嗚呼、神様どうかお助けを」
本当にどうしようもなくなって、
紅黒いカーペットがひかれた床に平伏す
『魔王さまがそんな事を言ったら、
駄目ですよ。
魔族らしく悪魔の長であり、堕天使のルシファーさまにお願いをしましょう。』
僕の使い魔が説教してくる
やだ、無理、憂鬱
「だって、
彼奴僕にセ]クハラしてくるんだもん」
『しょうがないですよ、
魔王さま、貴方の美貌のせいです。
我等、凡人と違って貴方は儚く美しいから。』
「首跳ねるぞ」
『………大変申し訳ございません』
「良し。」
あー、どうしよう
ルシファーという奴に、
会った事ないのに嘘言っちゃった
まあ、いっか
どうせ、
僕が直接リストラする訳じゃないし
リストラするのは使い魔の采配次第だし
***
「僕、勇者を迎える為に着替えるんだけどやっぱり着飾らないといけないよね」
『阿呆ですか、魔王さま。
勇者に会うために着飾るだなんて
歴代魔王最高の馬鹿になりますよ。』
「だって、魔族お洒落だから。」
『恐悦至極でございます。
魔族共々歓喜の血]涙流します。』
「お前も夢]魔も堕天使もかっこいいのに、なんで僕だけこんなテンプレートなの。」
『はいはい。
着替えましょうか魔王さま』
***
『どのお召し物がよろしくて?
血.染めの絹シャツ?
鮮.血の血.しぶきが服を彩る黒龍の鱗で出来た魔王さま専用軍服?
それとも、
果敢に攻めて全]裸]マント?
あ、和国の紅色きながしもありますよ。』
「鮮.血って」
『活きが良い年頃の女2人程をさっき………』
「それ以上喋ったら首跳]ねるぞ」
『……我が儘ですねぇ。
もう、998着程紹介したのに何にも惹かれないんですか?』
「うん、無理ゲーっぽい」
『じゃあ、コレで最後です。
コレはちょっとアレですけど。
魔王さまならきっと似合いますよ。 きっと!
あ、もし惹かれなかったら夢]魔共のはしたない[性]欲の塊の下着とガ]ーターでいってくださいね。』
「コレにしろって事じゃん。
ハァ…早く見せてよ。」
『コレです。
コレは限界までレベルアップさせた[魅力]と[惹かれる]がついてますのでまあ、落ちない男はいないかと。』
第6話 〜黒紅色の血染めドレス〜 →←第4話 ~あの騎士は?~
- 金 運: ★☆☆☆☆
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くちもうふ - 腐腐腐↑↑↑好きです←← (2021年2月15日 16時) (レス) id: 3d568debde (このIDを非表示/違反報告)
夜璃咲@垢消滅 - 厨二腐女子さん» 語り合える…!!!(すいません) (2019年12月10日 21時) (レス) id: 0500418b17 (このIDを非表示/違反報告)
厨二腐女子 - 夜璃咲@大量更新努力中※Twitterも見ろよさん» エンダアアアアアアアアアアアアアア!イヤーーーーーーーーー!語り合えるー!↑ (2019年12月4日 17時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
夜璃咲@大量更新努力中※Twitterも見ろよ(プロフ) - 厨二腐女子さん» それが腐女子なんだよなあ (2019年11月10日 10時) (レス) id: 02496ba0dd (このIDを非表示/違反報告)
厨二腐女子 - え、女神様とか回想で出てくる女の子腐女子?うん、違うよね。知ってた (2019年11月10日 8時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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