待ちに待った ページ10
下弦の壱に手を合わせていると、後ろから推し様が話しかけてきた。
実弥「その、ありがとうございます。助けてくれて。後、、どうして鬼に手を合わせているのです？人をたくさん食っているだろうに。」
A「私はね、鬼になった者たちが来世までそうなってほしいとは思わない。現世で鬼になってしまったから、次はそんなことにならないように、少しでも楽に死なせるようにしているんだ。鬼はもともと私たちと同じ、人間だからね。」
そっと口に人差し指をあて、そういった。
実弥「そうですか。、、、俺の昔の話を聞いてくださいますか？」
マジかよ、もちろんですよ。
A「いいけど、ここより私の屋敷に来たほうがいいんじゃない？」
そう提案すると、了承してくれた。
そして、屋敷で話を聞かせてもらった。
父の暴力のこと、子供ながらに働いたこと、家族のこと、父が死んで母が鬼になって自分の手で母を殺したこと、玄弥のこと、匡近と会って鬼殺隊に入ったこと。
話が終わるときには昼になっていた。
A「なるほどね。、、、実弥君は頑張ってきたんだね。偉いよ。本当、尊敬する。私はこの家に生まれて、父上は柱で、環境に恵まれてた。だから、余計に思う。今までずっとお兄ちゃんとして誰にも甘えずに頑張ってきたんだよね。けど、もう、甘えてもいいよ。ほら、おいで。」
手を広げてみると、ぎゅっと抱き着いて泣いた。離れるころには瞼が赤くなってたほどね。
その間、私が思っていたことの中には可愛いなぁとかもあるけども。
それから、もう夕方だったのでお風呂に入って一緒にご飯を食べた。
かなりなついてくれた。やったぜ！ってか、実弥の料理うまい、、本当、この世界に来てよかったと思う。うん。
その日の夜はとてもいい夢が見れました。(忘れたが)
１年後、実弥が来た。
長かった、長かったよ、、、！父上、辞めてくれてありがとう。
知らせが来ただけでこんなに歓喜している。まあ、ようやく、推しが出てきてくれるんだもん、そりゃあ嬉しいでしょ！
楽しみに待った柱合会議。
お館様「今日は新しい柱を紹介するよ。実弥、入ってきておくれ。」
実弥「どうも、不死川実弥です、よろしくお願いします。」
あぁ、なんて丁寧な！もう、嬉しすぎて泣きそう、、！
そんな私の心境を知ってか知らないかお館様はこう言った。
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幸せを(ゝω・´★) - あなたは神ですか！？ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2020年6月8日 18時) (
レス) id: acc958e8df (このIDを非表示/違反報告)
イリス(プロフ) - 応援しています！更新頑張ってください！！評価１０押させていただきました！！ (2020年5月26日 13時) (レス) id: da0f487246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸せを(ゝω・´★) | 作成日時：2020年5月23日 21時
