推しアイドルとわたし！？ (ページ6)

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アイドルに告白される！？ページ6

つい最近槇君と恋人になった私、Aはたった今、とんでもない現状にあっています。
それは、、、
？「ずっと前から好きだ。付き合えよ。」
美鈴学園の中でファンクラブがつくられるほどの男子アイドルグループ『great boys』のメンバー、怜君に壁ドン＆告白されているという状況です！ヘルプミー！
怜「なぁ、告白の答え、聞かしてくれよ。」
やっばいよ！槇君に心奪われてなかったら、一発KOだったよ！
「あの、、、ごめんなさい、私、彼氏がいるので、、、」
上目遣いをしてそう答えると、
怜「そうだよなぁ。いなきゃもったいないし。分かった。けど、友達ならいいならいいか？」
ホッとしたのも束の間、爆弾発言を聞いた。
流石にかわいそうなので、これには了承した。
すると、彼はとてもうれしそうにしていた。
怜「オレの名前は三原怜。怜でいいよ。」
さっきのときと違いすぎて戸惑っていると、
怜「あは、やっぱさっきのは怖かった？あっちが営業用で、こっちが素。ゴメンね、混乱させちゃって。」
いいえ。と答えるとよかったぁ、と心底そう思っている感じで返した。
怜「そういえば、さっきの君の彼氏ってどんなの？オレを振ったんだから、結構いいひとなんだよね。」
「うん。背が高くって、普段はカッコいいけど可愛い所もあって。」
つい興奮気味に話してしまって、あっ、と思って相手を見ると、そんなに彼が好きなんだね、と悲しそうに言った。
「ご、ゴメンね。つい、、、」
本気で焦っていると、前からクスクスと笑い声が聞こえた。
怜「ゴメンね、可愛くてついからかっちゃった。」
そんな感じで話していると、彼のグループのリーダーの真君が来た。どうやら彼を迎えに来たらしかった。怜君がまたね、と手を振るので、私もバイバイと振り返しておいた。

怜side
真「なぁ、さっきの女子って、オマエが片思いしてるって言ってた女子か？」
怜「あぁ。振られたけどな。」
悲しいオレの気持ちを分かってか、ドンマイとオレの肩をたたいた。
真「けど、じゃあなんであんなに楽しそうにしゃべってたわけ？」
怜「友達ならいいって言ったから。」
真「なるほどな。つか、どっかで見たことあるなって思ったんだが、たぶん、あの女子PRISUMの慶の妹だろ。最近再婚したっていう。そうなったら、兄である慶の写真撮影かなんかで見たっていうことで、辻褄が合う。」
怜「つまり、彼氏もアイドルっていう可能性が高そうだな。」
何としてでもあの子を落としてやろうと思った。