推しアイドルとわたし！？ (ページ5)

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メンバーの妹に抱く感情No，２ページ5

Aと初めて会った日から、４ヶ月が過ぎた。
初めよりはよく話すようになったし、よく笑ってくれるようになった。
そんなその子は、いつの間にか、癒しとなり、そして、、、好きになっていた。
オレが恋を自覚したのは、慶のからかい半分で言ったであろう言葉だった。
以外と自分のことって分からないものなんだなと思った。
けれど、、、その自覚させた慶もAのことが好きなんて、この時は思いもよらなかった。

慶の仕事の写真撮影の時、Aの世話を頼まれた。
Aにどこが行きたいか聞くと、ショッピングセンターに行きたいと言ったので、自分の車で底に向かった。
ショッピングセンターといったら、することはもう決まっていると言っても過言ではない。
それは、Aの服を見てやることだ。
正直、彼女はあまりファッションセンスがある方とは言えない。服の選び方も、どちらかといえば機能性を重視している服装が多い。
なので、彼女の意見も少し取り入れつつ、服を見てやっているのだ。
Aの服は、クール系の服が似合うということが、見ていて分かった。
それを本人に伝えると、目をキラキラさせて、さっすが槇君だね！と言ってくれる。
その言葉で全てが報われるような、そんな感じがした。
それから仕事もより頑張れるようになり、世界が輝いているような感じがした。
毎日が楽しくってしょうがない、みたいな。
なにより嬉しいのは、Aと会うことだ。
見た目に反して、少女のようなギャップが、小憎たらしいほどにかわいい。
それからどんどん彼女に溺れていって、、、我慢できなくなった。
だから、Aのいる高校に大和のじいさんの許可を取って、会いに行った。
そしたら、相談されて、向こうもオレが好きだって、両想いだって知って。
そんなの、、、もう嬉しくてしょうがないだろ！
内心そんな感じだが、なんとか、大人であろうと頑張った。
けど、、やっぱりオレは最後まで大人でいられなくて、真っ赤であろうオレの顔をみて、彼女はクスリと笑った気がした。
その後に告げられた感謝はオレの心を満たしていった。
けど、彼女は真っ赤にして去っていってしまった。

翌日
Aに呼び出された。
さっそく行くと、突然目を閉じてと言われ、内心何されるのかとヒヤヒヤしていた。
けど、思ってたような衝撃は来なくて、代わりに頬に暖かいものが当たった感触があった。
照れながらも頑張ってくれた彼女が愛おしくて、抱き締めて口にキスをした。