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38.You ページ38
「じゃ、行こうか？」
Vさんが、私の腕を掴んで引っ張る。
「え、あ・・はい・・」
私はデフィちゃんを見た。
デフィちゃんは、うんうん、って頷いた。
やっぱり賢い子は違う。
後でメールしなきゃ。
Vさんは先輩だし、逆らわない方がいいもんね。
ごめんね、デフィちゃん。
ウジンくん、凄い目で見てるけど、
大丈夫、ちゃんと後でデフィちゃんがフォローしてくれるよね？
とりあえず、この場は仕方がない。
てか、本当に、いつもこの人は強引で嫌だ。
何でも自分中心じゃなきゃ、気がすまないのかな。
だから私は、この人が好きになれないよ。
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作成日時：2017年6月19日 1時
