彼女は僕のことがキライ-V‐ (ページ23)

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23.You ページ23

一人、コンビニに取り残される私。

はっ。

早く戻らなくちゃ。

とりあえず、その辺のジュースとお菓子を買って、急いで車へ戻る。

「遅くなってすみません」

「どう？韓国のコンビニは？」

「はい、見たことないものが沢山ありました～」

「そっか、よかった＾＾じゃ、行こうか」

このスタッフさん、本当に良い人。

デフィちゃんもいい子だったし、何か幸せだな。

・・・そうでない人も、いるにはいるけれど。

Ｖのこと考えると、一瞬で嫌な気分になる。

やめやめ。

楽しい事だけ、考えなくちゃ。

「そういえば」

「はい？」

「今から行く食事だけど、他のメンバーも来るって言ってたから、楽しみにしててね」

「え・・そうなんですかぁ・・」

「あれ、ダメだったかな(笑)」

「いえ、私、彼らのこと、殆ど知らないので・・すみません。

あ、でも、サキ、は喜ぶかもしれません」

そう言うと、隣で爆睡中のサキを見た。

あんたの何とかくんはいないけど、他のメンバー来るから許してね。

このままずっと、サキのテンション下がったままなんて、めんどくさいから(笑)。

サプライズとかでその何とかくん出て来ないかな～。

後で他のメンバーにでも聞いてみようっと。